小ネジを緩める必要がない仏式バルブを作った

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2027年11月下旬

 自転車屋のYoutuberの動画を見ていたら、
 CLIKバルブを紹介していてた。
 仏式 → 英式 → 米式  に続く 第4のバルブらしい。

 米国の CLIK社が作った様だが、
 数社から同じ規格の製品が販売されていて、

 バルブコア と ポンプヘッドが販売されている。

 コアが交換できるタイプの仏式バルブのバルブコアを交換するだけでよい。
 
 メリットは 仏式のネジを緩めたり、締めたりする手間が不要で
 専用ポンプヘッドを使えば、バルブキャップを外して、ポンプヘッドを
 つけて、空気を入れて、ポンプヘッドを抜いて、キャップを閉めるだけ。

 バルブヘッドの取り付け、取り外しでレバー操作が不要。
 
 空気流量も多いので、チューブレスタイヤのビードも上げやすい様な説明もあった。


 普通の仏式ポンプでも空気を入れられるらしい。

 
特に、普通の仏式バルブでもそれほど不満はないが、
しいて言えば、
 1.小ネジの軸が曲がることがある。

 2.チューブレスレディタイヤに替えて、シーラントを入れるようになり、
  小ネジにシーラントが固着するのか緩まなくなることがある。
 
 
価格はバルブコア2本で約1500~1900円、 バルブヘッドアダプタとバルブコア2本のセットで3000~4500円程度

買おうかとも思ったが、
 ・普通の予備の仏式バルブコアを買ってある。(低品質なバルブコアはシーラントで
 腐食するのかもしれない。空気漏れが2本のコアで発生したので、予備バルブコアを買った) 
 
 ・週1回程度、小ねじを緩めたり、レバーを操作したりする程度なので、
それほど手間ではない。
 小ネジの軸が曲がって閉めたりできなくなっても、ペンチで矯正できる。

 ・チューブレスレディタイヤのビードを上げるためのタイヤブースターは持っている。

 ・携行しているポンプはねじ込み式なので、CLIKバルブにつけられない?ので、
 バルブヘッドアダプタも携行しなければならなくなるのではないか?


空気入れをつけてレバー操作している間に、少し空気が漏れるので、直前の空気圧が
不正確になるのは少し嫌だったが、

最も、嫌だったことは、ときどきシーラントが固着して小ネジが指先で緩まなくなることだけだった


AIチャットによると、CLIKバルブにはスプリングが入っているらしい。
 

そこだけ、いただくことにした。

家のガラクタからスプリングを探した。
縮むと反発するタイプのスプリングは無かったので、
スプリングを引っ張った状態でガスコンロで焼いて、
水で急冷したらバネになるかなとやってみたら、
バネが一瞬で真っ赤になり、水に入れて取り出したら、タダの針金になっていた。

それでも熱したスプリングの両端は高熱にならなかったのか、バネとして使えそう。

右のバネの中央付近は、バネとして機能しなくなっていた。 端はカットしてなんとか使えそう。


小ネジが緩まないので、真鍮製の軸の頭をニッパーでカットして、
スプリングを入れた。

バネが延びる力で、バルブコアの軸を引き上げて、
通常は空気が出入りしない。

バルブヘッドを指すと押し下げられて、空気を入れられて、
バルブヘッドを外せば、元に戻り空気が抜けない。

欠点
小ネジは緩めたままなので、バルブキャップを閉めると軸が下がって
空気が漏れてしまうので、普通のキャップは使えない。

バルブコアリムーバーになるバルブキャップを前輪に使っているので、
前輪はOK

2個セットだったので、もう一個さがしたら、
片手鍋コーヒー豆焙煎器の部品に使っていた

これで前後ともこのキャップを使ってOK。

焼き色がついたキャプ


まだ、実験中で、いつもの空気圧まで入れただけ。

スプリングの力で空気が漏れないか確認中。

漏れなければ、サイクリングにでてガタガタ道を走っても漏れないかチェック

サイクリング中、不具合があっても、パンク修理キットには予備バブルコアを入れているので、
前輪のキャップで交換できるので問題ない。

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代わりのコーヒー豆焙煎器の高熱に耐える部品がみつからないので、
もどして、 
バルブキャップを2個つかって、1個をカットして接着剤で結合した長いキャップを作った。

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