2019年10月下旬
数日前、久しぶりにサイクリングに出ようとして、出る前に自動点滅リアライトの確認したら、点滅しなかった。
リアキャリアを取り外したときの為に
リアライトは自転車にパナソニックのを一つ、
リアキャリアにキャットアイのを1つつけている。
パニアバッグをつけるとライトが見えなくなってしまうため、
2015年から使っているキャットアイのをキャリアに移動させて、2013年に買ったパナソニックのを左から右のバックステーへ移した。
キャリアつける前は自転車にリアライトを2つ付けていたのだ。
点滅することはあるのだが、光センサーの窓を覆って、振動をあたえてもほとんど、点滅開始しない。
不具合発生前は僅かな振動でも夜は点滅してしまう程、敏感なので、
家では電源をオフにしていたのだが・・・
とりあえず、キャリアのリアライトに付け替えてサイクリングには行ってきたが、
修理を試みる。
夕方 かなり暗くならないと点滅しないので、光センサーの窓を半分ぐらい
テープで塞いでいる。
電池室を開ける。 裏に埃が沢山ついてる。
アルカリ電池の電圧は1.3Vぐらいはある。
新品電池に交換しても点滅しにくいのは同じ。
ネジ3本外して分解
振動を検知するセンサーに問題があるようだ。
左が電源スイッチ、隣の金色が振動センサー、 右の丸いのが光センサー
振動センサーを横からみたら、隙間があるので、隙間へパーツクリーナーをスプレーしてみただけで、直った。
下の写真の丸いリアライトがキャリアにつけていたもの、
これはリフレクターがついているので
電池切れになっても、車のライトを反射するので
道路交通法違反にならない。
電源スイッチはリフレクター部分を180度回転させることでオン、オフするが、
こちらはそれほど敏感ではないので電源は入れたまま。
輪行袋に入れる時だけ電源オフする。
パナソニックのよりも夕方薄暗くなっただけで先に点滅開始する。
こっちの方が好きなのだが、買ったものは使い倒す主義なのでパナソニックのも使っている。
この作業当日の0時にNHKドキュメンタリープロフェッショナル 仕事の流儀「家電の命、最後まで~電器店主・今井和美~」 を見た。
60歳の三重県の山里の電気製品の修理屋で
メーカーで修理不能でも回路図がなくても、何でも直してしまう。
一般の修理屋の修理成功率をはるかにしのぐ95%以上の成功率。
全国から見放された電器製品が送られてくるらしい。
故障が直っても更に予防修理で今後、故障しそうな部分も探しだして対処していた。
食洗器、カセットテープデッキ、デスクトップPCを修理するのを
やっていた。
システムキッチンに組み込みの20年前の食洗器はメーカー修理不能、
入れ替えもサイズの問題で不能、システムキッチンから一式入れ替え必要で
最低でも50万以上はかかる家庭の経済危機を救った。
67歳のおじさん所有の50年前のオーディオカセットテープデッキはモーターを修理してすぐに直った途端に制御回路の故障、その後も別の個所が故障するのを繰り返したが、結局全部直して所有者へ送り返した。
所有者は20代の頃に編集したカセットテープを聞いて喜んでいた。
聞き覚えのある当時のアイドル歌手の歌が流れていた。
デスクトップPCはなんとNEC のPC98だった。
そのPCで町工場の模様を編み込む機械を制御していた。
何度も壊れているらしいが、近所の様で持ち帰って修理していた。
PC98がだめになると機械の入れ替えに2000万円以上かかるらしいので、
廃業するしかないようだ。
約40年前のPCが未だに最重要な主力マシンとして工場で動いていた。
5インチフロッピーディスクを久々に見た。
この番組に触発されて、もう捨てようと思っていたが、修理した。
修理というより掃除かな
翌日になったら、また、ほとんど点滅しなくなった。
やっぱり、振動センサーへパーツクリーナー吹きかけると復活する。
でも、またダメになる。 今度はアルコールを吹きかける。
復活したがまた、ダメになる。
これは センサーの隣の 電解コンデンサ が劣化したのか
RC回路に使われていて、時定数を決めるのではないか
たまたま、耐圧が高い、同一容量のコンデンサが家にあったので、
交換してみた。
ちょっとデカくてケースが締まりにくくなったが、翌日になっても点滅している。