2023年2月中旬
クロスバイクの純正ディレーラーハンガーは、注文から一週間後に
メーカー欠品中なので2月下旬から3月頃に入荷すると連絡があったのだが、
その連絡から8日後に入荷の連絡があった。
2日前の日付が記載されている。
製造日か? 出来立てホヤホヤ?
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1540-edited.jpg)
品番をググると Anchorフレーム用リアディレイラーハンガー と出て来る。
新品の水平を確認する。
外側がほぼ水平。 フレームに固定する部分が0.3mmぐらい浮いている。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1541.jpg)
曲がったディレーラーハンガー
これでもチェーンが擦れないぐらいまで修正後
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1543.jpg)
新品は輝きがあるシルバー色、 曲がったのは自転車のシルバー色と同じ
塗装がされている。 チェーンが当たってすり減っている。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1545-edited.jpg)
早速、取り付けることにする。
フレームにはめ込むと、なぜか左右に隙間があり、グラグラする。
とりあえず、つけばいいので、内側からメスネジを通して、外側からオスネジを
ねじ込もうとするが、いくらやっても空回りする。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1549.jpg)
フレーム側の穴とディレーラーハンガーの穴がずれていて、内側(フレーム側)から通した
パイプ状のメスネジが、ディレーラーハンガーを貫通しないので、
外側からオスネジをいくらねじ込んでも、ずれているので入らないことが分かった。
左右の隙間でなく、下の隙間が問題でこの隙間が無くならないと、穴が一致しない。
下まで入れば、おのずと左右の隙間もなくなるはず。
最初、クチバシの先の様な形の部分が出ているのかと思った。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1550.jpg)
次に丸い部分の長さを計測すると、元のは1.9mmを越える程度。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1554-edited.jpg)
新品は2mm
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1553-edited.jpg)
穴の外周の厚みを、比較するとやはり新品の方が左右とも僅かに厚い。
ヤスリで両側を削った。(ノギスが接触している辺り)
少し削ってから当てると、下の隙間が無くなって来た。
その後は、内側から見て、穴がずれている部分を確認しながら
削って行った。
メスネジがディレーラーハンガーまで通ったので、オスネジで固定出来た。
左右にあった隙間もなくなった。
固定後、内側から見るとフレームとディレーラーハンガーの間に隙間がある。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1560-edited.jpg)
再び、元のディレーラーハンガーを固定してみると、左右も下も
内側から見てもどこにも隙間はない。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1561-edited.jpg)
この隙間は支障はないだろうと、次の作業に移る。
ディレーラーの位置が変わったので、リアディレーラーの調整を行った。
ローにすると、スポークプロテクターにチェーンが擦れる音がするが、
プラスチックが変形したのかなと、次の作業へ
チェーン交換
シマノ以外のチェーンを買ったのは初めて、
シマノのコネクトピンは長くて、内リンクと外リンクを簡単に貫通固定できるので
その後チェーンカッターでピンをカチッと音がするまで押し込んで、
突き出た部分を折る。 簡単な作業だ。
安いチェーンのコネクトピンはチェーンの幅しかなく、アウタープレートに挿してあった。
内リンクと外リンクの穴を合わせて、チェーンカッターに載せるが、
何度も何度も外れてしまい、ピンを押すところまで進めない。
10分以上してやっとピンを押し込めたが、カチッと音がしないので、
少し押し込み過ぎた。 反対側からチェーンカッターで0.3mmぐらい押し戻した。
やっぱり、スポークプロテクターにチェーンが擦れる音がする。
数時間後、スポークプロテクターは4か所の爪をはめ込んで固定しているが、
爪が1つ折れていたので、その辺りが浮いていると思い
折れてる爪の箇所にグルーガンの樹脂をつけて浮かない様にしたら音が消えた。
今回、自転車メーカーのブリヂストンから指示された品番のディレーラーハンガーを
2,500円も出して買ったが、とんでもない物だった。
amazonでも同じ形にみえる中華製のディレーラーハンガーがいくつも安く売られていた。
#1が同じ形状だが、
裏側の写真がないので、つけられるか分からないので買わなかった。
(改めて、よく見たら裏側写真もあった)
1/3以下の価格で買える。
横幅は4cmで合っているし、縦幅の6cmもあっているが、縦幅の線の位置が間違っていると思う。
写真のあの部分が6cmあるように見えない。
きっと、使えたな!