2019年10月上旬
今年の数回の自転車旅の走行で8,000㎞以上走っている。
自転車旅のときは、頑丈そうで、スポークの入手性がよさそうな、自転車購入時に当初からついている鉄下駄にしている。
リムはアラヤのAR-713 で 32本もスポークがあるので、1本折れてもホイールが曲がってブレーキに接触するようなことはない。
別のホイールを買うまでに3年は使っているので、 鉄下駄で30,000㎞以上走っている。
ホイールの寿命を調べたら2万㎞ぐらいと書いてあるページもあった。
リムブレーキなので、ブレーキパッドによるリムの摩耗が心配になってきた。
今回の旅でスポーク折れたのも、荷物の重量もあるが、寿命を警告しているのではないか
このページを参考にして、リムの壁の厚さを計測した。
ノギス と 盆栽用の直径2㎜のアルミ線を使った。
(家にある物の中で簡単にカットできそうだったので・・)
アルミ線を2㎝ぐらいにカットしたのを2本作り、 真っすぐにした。
ノギスで測ると直径2.0㎜丁度だった。
リムの端の曲がりが邪魔して、ノギスだけではリム壁を計測できないが、
端の曲がりより厚みのある幅が既知の物(この2㎜アルミ線)でリム壁をサンドした全長を計測して、既知分(アルミ線2本分)を差し引くことで
リム壁が算出される。
複数の計測個所をノギスで計測した結果
後輪ホイール 5.2㎜~5.7㎜
前輪ホイール 4.9㎜~5.5㎜
リムの壁の厚さ = 計測結果 - アルミ線の直径 × 2本
よって、
後輪のリム壁の厚さは 1.2㎜ ~ 1.7㎜
前輪のリム壁の厚さは 0.9㎜ ~ 1.5㎜
アルミ合金リム壁が0.5㎜~0.7㎜ぐらいになると、リム破裂が発生するので、1㎜以下になったら
交換した方が良いと書いてあった。
前輪に危ない領域が出てきた。
ネットで販売されている鉄下駄を確認したが、
シマノのWH-R501とWH-RS100ぐらいしかなかった。
前後セットで12000円以下と安いし、スポークはJベンドスポーク(首折れスポーク)で田舎でも入手性がよいかもしれないが、
スポーク本数がフロント20本、リア24本と少ないところが気になる。
今と同じ様なロード用ホイールが売ってない。
1本5000円ぐらいのAR-713リムだけ買って交換する方法もあるが、32本もはずしたりつけたり面倒そうだし、
スポークとかニップルとかハブやベアリングの寿命はあるのか