2018年8月13日
5月に TV番組の「ガイヤの夜明け」 で 音のバリアフリー化を目指して
難聴者用スピーカーを作っているSoundFunという会社をやっていた。
蓄音機の音の方が高齢者が聞き取りやすかったという話をヒントに、
曲面スピーカーを開発した。
ミライスピーカという製品。
原理実験として 小さなオルゴールに下敷きを接触させる。
それだけでは音がしないが
下敷きの端を引きテンションかけて曲面にすると音が大きくなって聞こえるのをやっていた。
なぜ難聴者が曲面スピーカーだと聞こえる人が多いのかはハッキリ分かっていないらしい。
でも、特許はいろいろとっている様なので他社は作れない。
この当時ミライスピーカーの価格を調べたら、かなりお高い。（数年後の製品は安くなった）
自分が数年前、実家にロードバイクで帰ったとき、親父が少し庭で試しに乗って
フラフラしていた。
その数か月後
親父が、82歳ぐらいのとき、ロードバイクを買いにイオンバイクへ行ったらしい。
そしたら、店員に年寄りにドロップハンドルは危ないからと
クロスバイクを勧められて、買ってしまっていた。
晴れた朝に10kmぐらい乗っているらしい。
ヘルメットつけろと言ってもつけない。
体は元気だが、歳で数年前から耳が聞こえづらくなっていて、
以前、パイオニアの収音器を買ってあげた。
先日、電話して親父が電話にでたら、うまく聞き取れないようで会話にならない。
耳が聞こえなくなると頭もボケるらしい。
テレビぐらいは聞こえやすくしてしてあげようと、 ミライスピーカーもどきを
作って、お盆に持って帰って人体実験することにした。
高齢の難聴者の8割には有効だったらしい。 残りの2割でなければよいが・・・
要は 曲面にした薄板を振動させればいいわけだ。
7月18日に 振動スピーカーユニットを注文して7月20日に
広東のシンセンで出荷されたが、
いつまで経っても追跡情報が中国のまま変化しない。
買ったとき到着予定は23日～30日。
書留国際郵便で送られているらしい。
8月10日にやっと日本
8月12日（日） の朝 通関手続き中に変わった。（書留国際郵便は土日は作業しない記事があったが・・・）
そこで午後、 ホームセンターへ スピーカボックスを作る為、設計図を書いて
板を買って、カットしてもらって、 家で組み立てた。
曲面板を挟み込む部分を下に付けた。
8月13日（月）夜に 8月14日到着予定になった。
明日持って行きたいのに、明日到着では遅い。
そこで、郵便局に電話して受け取りに行った。 （不在通知がなくても渡してくれた）
追跡は日本郵政で出来る。
7月にアンプは買ってある。
7月から今まで、ホームセンターや100均へ頻繁に行って、
曲面板をスピーカーユニットに接続するために使えそうな部品に
なるものを探し続けて買っておいた。
早速、買っておいた透明な下敷きを曲面にしてとりつけ、アンプを乗っけて、
ＣＤプレーヤーを接続してみた。
音が聞こえる。 感動！！
とりあえずCDラックから取り出した Queen
音量を大きくすると音が割れる。
ブリキ板に換えてみる。 金属が震える音。 良くない。
透明パネルでは中が見えてカッコ悪いので、 プロテイン飲んでポイントでもらった
黒い下敷きがあったのを思い出して取り付けた。
渋い！！
中に吸音材として、 紙ウエスを2枚重ねで セロハンテープで貼った。
家族が1階で風呂に入っている時、天井から怪しい音がしていたと言うので、
ゴム板を探して、4つに切って貼った。
下の方にゴミが入りそうなので、紙ウエスで腰巻にした。
間に合った。
初めてスピーカーキャビネット作った。
怪しげな
お盆に持って帰って、親父に聞かせてみよう！！
電話のハンドセットの間に入れて受話を大きくする拡声器も買っておいた。
