2025年5月下旬
TV録画していた 5月25日放送の埼玉県特集の ナニコレ珍百景 を見た。
埼玉県を走り回っているチャリダーなら
1度は見たことがあるであろう鳩山町のこの建物が出てきた。
前を数回通ったことがある。
最初、通ったとき変わった形の建物だと思ったので記録してあるはずだと
当ブログ記事を検索しても見当たらないし、写真を撮った記憶があるのに
見つからないので、いつ通ったか分からない。
2023年10月に通ったとき、久しぶりだなと写真を撮った。
雑草だらけで廃墟にみえる。

このとき、googleマップで現在地を調べたところ、
ピースヴィラはとやま のマーカーが表示されたので、
マーカーをクリックすると
宿泊所と書いてあるので、
それが閉館した廃墟なのかと思った。
鳩山町が建てた宿泊施設なのかなと
門らしきものにも何も書いてないので、
敷地内まで入って、玄関ドアの前まで行っても、何も書いてなかった。
ただ、石畳の道がこの家まで通っているのは分かるが、横の道と
もう一本アスファルト道につながっているのがよくわからなかったが、
その時は、宿泊客の車の出入りのためなのかと思った。

ナニコレでは、玄関でドアをノックすると中から人が出てきて、
自宅ですと説明して、家の中を案内した。
以前は東京の真ん中に住んでいて、四角いビルだらけで疲れてしまって、
ここに丸い家を自分で設計して建てて、一人で住んでいるらしい。
窓も、キッチンもベッドも風呂も丸型。
日本では珍しいストローベイルハウスで、
断熱材に藁を使って、壁に漆喰が塗られている。

土地面積が1200坪あり、土地と建物で10年前に約1億円で建てたらしい。
(2014年3月のgoogleストリートビューには跡形もない)
それを見てすべて謎がクリアになったと思ったが、
これをネットで更に調べると、
世界初のストローベイル村、 シェアヴィレッジ、 分譲区画、
などなどの情報が出てくる。
このページで全て分かった気がする。
この白い家は自宅兼シェアヴィレッジのモデルハウスとして建てられたようで、
分譲区画を6区画販売した様だ。
ピザ釜もあり、村人は共同利用できる予定であったのだろう。
但し、家はストローベイル方式で建てなければならない決まりがあった様で、
アルミの車庫なども、ふさわしくないので作れない決まりがあった様だ。
1区画も売れなかった peace villa はとやま
ということになる。
2枚目の航空写真で分譲区画であることが分かるし、石畳の道のルートの意味も分かった。
最初に見てから10年近く経ってクリアになり、スッキリした。
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