2025年8月上旬
今週、アウター&ローでチェーン詰まりしないようにエンドアジャストボルトを
締めなおしたが、ローギヤとガイドプリ―の間隔を離しても何か音がした。
テンションプリ―を外側に少し引くと音がなくなることまでは分かった。
エンドアジャストボルトにネジ緩み止めをぬっておいたが、
昨日、ローからトップ方向へのシフトチェンジ操作をしたら、チェンジしなかった。
音がしていたので、チェーン詰まりでは無いような気もしたが、多めに間隔を広げておいたので、
再び、間隔を狭めたらチェンジした。
やはりスプロケットのギヤ歯とガイドプーリーのギヤ歯の間隔はチェーン詰まりしない範囲で
ギリギリ狭い方がシフトチェンジの反応がいい。
新車の時から音がしていたのかとも思ったが、もし、していたら記憶に残っているだろう。
ディレーラーハンガーが曲がったのかと、前回、ツールで確認したが曲がっていなかった。
ディレーラーハンガーのテンションプーリー周辺が変形して、チェーンが接触するようになったのかと
思ったが、
自転車を逆さまにして前方と後方から観察しても、チェーンのプレートは両側とも接触はしていない。
クランクをゆっくり回しながら、チェーンの動きを観察すると、プーリーの歯とチェーンがかみ合うときに
チェーンがカタッとプーリーに当る。
この時に音がでている様だ。(下の動画)
分解してみることにした。
リアディレーラーのギヤは黒い泥油汚れが厚くこびり付く。
プーリーの中心部には筒状の金属が挿入されていて、両側を金属の蓋が
プーリ―の円周状の溝に嵌っている。ボルトをいくらきつく締めても
中央の筒があるので、両側の蓋の間隔は筒の長さに保たれて、円周の溝底に蓋の縁が
接触することは無い構造になっていた。

泥油汚れをときどき、マイナスドライバーでそぎ取ることがある。
それでも強固に固着した泥油が少しずつ堆積していた様だ。
まず、マイナスドライバーで汚れをそぎ取る。
次にパーツクリーナーで拭いたが落ちない。
その次は 真鍮ブラシと中性洗剤で落とした。
その次はまたパーツクリーナーを吹き付けたウェットティシュで拭く。
それでもまだついているので、最後はまたマイナスドライバーで残った頑固よごれをそぎ取る。
プーリーが収まっているアームもクリーニング。
プーリーを戻してみる。
クリーニング前よりチェーンの両側の隙間が広くなった。

クランクを回してみる。
音がかなり小さくなったし、チェーンがカクッと横に動くことが無くなった。
堆積した泥油汚れが悪さをして、スムーズにチェーンがプーリーのギヤに入らなかったのかも
しれない。
プーリーを外したのは初めて
初めては興奮する。
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