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メンテナンス

ピンポイントにチェーン注油するのはやめた

投稿日:2020年3月28日 更新日:

2020年3月

 チェーン注油するときに、注油開始位置に目印シールを貼って、1リンクづつ左右にピンポイントに注油していた。

200箇所以上注油するので結構時間がかかる。

 潤滑オイルが必要なポイントだけに差すことで、オイルを浪費せず、チェーンに汚れがつかないようにしていた。
それでも注油後にチェーンを拭いても、走ってくると結構チェーンは真っ黒になる。

 

チェーンの構造は
インナープレート2枚でローラーを挟み込んで、それをアウタープレートで挟んでアウタープレートでピン留めしてある。

1コマ(2リンク分)を分解


ブシュレスチェーンなのでインナープレートの加工でローラーをはめる筒状のブシュの様な構造が作られている。 

右側はローラーを外した状態。ブシュの様な構造がインナープレートと一体になっている。

内プレート

ブシュレスチェーンのピンの位置の断面図は下図の感じ。

チェーンの摩耗は主に
 ・ピン ➖ 内プレートのブシュの様な部分間
 ・内プレートのブシュの様な部分 ➖ ローラ間
 ・内プレート ➖ 外プレート間
 ・ローラ ➖ スプロケット 間
で発生している。

特にピン ➖ 内プレートのブシュの様な部分間の摩耗はチェーンの伸びの原因となる。


チェーン注油は下図において、R(ローラー)とI(インナープレート)の間、 IとO(アウタープレート)の間の2箇所にピンポイントにする必要がある。
尚、ブシュありチェーンでも注油ポイントは同じ。

ブシュレスチェーン断面図


インナープレートに注油すれば両側にオイルが周ると思うので、
今のチェーン長は108リンクでリンクの左右に1滴づつさしていたので216回もやっていた。

面倒になったので先日から内プレートの位置にオイラーの先を当ててクランクをゆっくり6回転させるのを、左右のプレートで行うことにした。

50Tのアウターチェーンリングで、クランクを2回転+αさせればチェーン一周するので、チェーン3周すればもれなく1リンク毎に注油できていると思う。
注油開始位置の目印なども必要ない。

 自作オイラーは針のように先が細く、ほとんどオイルがでないので強く押しながら注油している。

しばらくして、ピンポイント注油マシンを作った。







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