2018年7月下旬
地上波がVHFでアナログのころ、外部から家にアンテナケーブルが来ていた。
(昔、ある建物が出来て電波障害になったとき、補償でそこからアンテナのシグナルを分配していたらしい)
(昔、ある建物が出来て電波障害になったとき、補償でそこからアンテナのシグナルを分配していたらしい)
地上波デジタルになったとき、電波障害のUHF対応してくれないので、
UHFアンテナは 八木アンテナを家の3階ベランダに自分で設置した。
アンテナケーブルもLANケーブルもインターホンケーブルも全て一つの配線ボックスに
まとめてから分配しているので、
アンテナからテレビまでのケーブル経路が長く減衰が大きいので、
UHF/VHFブースター入れている。
6分配器のTV接続してないポートで減衰しないように、ダミー抵抗器を差し込んでいる。
以下の構成
UHFアンテナ - ブースター増幅部 --- ブースター電源部 - UHF/BS混合器 - 6分配器
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BS/CSアンテナ -------------------------- ラインブースター -|
最初は東京タワーから電波が出ていたころ、4段導波器の5素子アンテナを設置した。
家から東京タワー方向にはマンションがあるため、 東向きの川口市、足立区方向へ向けて
反射波を受信していた。
NHKや民放などのTV局以外に テレ玉、 放送大学 が見られた。
東京MXはブロックノイズが良く出てみられないことが多かった。
TV電波塔が東京タワーからスカイツリーへ移行したとき、 東京MXのCHが変わった。
電波塔が高くなったので東京MXがみられるか期待してアンテナ方向調整したが
やはり受信シグナルが弱いので 見られない。
そこで当時、14素子の八木アンテナに変更してみた。
それでも時間帯によってはブロックノイズが出るのは変わらなかった。
その後、近くにまた大きなマンションができたためか、東京MXは電波出力も弱く
受信シグナルがとても弱い赤の範囲で、全く見えなくなった。
荒川土手から肉眼でスカイツリー見えるのだが・・・・
ほぼどちらも見ることはないのだが、テレビ埼玉が見られるのに、東京MXが見られないのが気に入らない。
対策1. 超高性能の 4段導波器の20素子の八木アンテナ に替えた。デカい。
僅かにシグナル上がっただけで、まだまだシグナルが弱く全く映らない。
対策2. ブースターを替えた。
UHF/VHFブースターは電源と増幅器が別のもので、 かなり昔 オークションで100円で
落札した中古。
久々にアンテナのところに行ったら、増幅器の蓋が開けっ放しだった。数年?
寿命か日光や雨風にさらされ部品が劣化したのかと買い替えることにした。
UHFブースターでよいのだが、BS/CSもラインブースターを入れているので
UHF/BSブースターでまとめることにした。
BS/CSブースターでは2K,4K,8K対応を謳う製品があった。
今年12月から4k、8k衛星放送が始まるが、
今年12月から4k、8k衛星放送が始まるが、
いづれ4Kや8K テレビに買い替える時、パラボラアンテナ、ブースターや分配器なども4K、8K対応で買い換えが必要な様なので、
売値が2倍ぐらいだが対応製品のブースターにしておいた。
UHF/BSのブースターに替えたので、 配線ボックス内に設置しているBSラインブースターとUHF/BS混合器が不要になり
これらの機器での減衰が無くなる。
UHFアンテナとBSアンテナ - ブースター増幅部 --- 6分配器 - ブースター電源部
のシンプルな接続になり
ケーブル、6分配器、分波器 箇所の減衰になる。(混合器が減っただけか)
ベランダのブースター増幅器でUHFとBS/CSを混合できるためベランダまでのアンテナケーブルも1本で良くなった。
結果、 全体的にシグナル上がったが、東京MXのシグナルはまだまだ不足。 赤
ブースターのゲイン調整を最小にしても最大にしてもシグナル変わらず。
対策3. アンテナの方向
スカイツリーは板橋区の家から南東方向だが、 南方向にはいくつもマンションがあり、
東向きにして、反射波狙いだったが、
東方向に新しい大きなマンションができたので、
今度は完全に埼玉方向の北北東向きにする。
シグナルは各局上がったが、 東京MXはまだまだ足りない。 赤
対策4. アンテナ高
いまはベランダフェンスの高さと変わらない高さ。
アンテナもフェンスが干渉して、これ以上、向きも微調整できない。
マスト壁面金具と1.82mアンテナポール、 ステンレスのM6ボルトやステーやワッシャー
などを5000円ぐらいで買ってきて、ベランダフェンス角の太い5㎝x5㎝の箇所に取り付けた。
アンテナ高が約1.7m 高くなった。
ポールが長くて風でアンテナが揺れるし、台風で飛んで行ってしまうと近所の家を破壊するかもしれないので針金を張った。
(ベランダフェンスの角だと3方向とか四方向へ針金張れない)
(ベランダフェンスの角だと3方向とか四方向へ針金張れない)
これで、ベランダフェンスにも干渉しなくなり僅かに北北東方向を微調整できた。
結果、 充分なシグナルが得られて、東京MXがみられた。 緑
但し、 テレ玉 と 放送大学 のシグナルが弱くなり全く映らなくなった。 赤
ちょっと調整したら 放送大学は シグナルが弱くて赤でも映る。
(放送大学はその後、地上波からBSデジタルに移行)
(放送大学はその後、地上波からBSデジタルに移行)
テレ玉 と 東京MX は 両方写るようにするために何度も調整して両方映るようになった。 赤、黄色、緑のシグナル範囲だと両方黄色の範囲に出来た。
リビングのTVでテレ玉が映っても、レコーダーや別の部屋のTVでは映らなかったりしたので、
アンテナ方向の調整に時間がかかった。
アンテナの方向も重要だが、
アンテナの高さがかなり重要なのかもしれない。
本当は屋根の上につければよいのだが、高い所へ上がるのは危険。
アンテナ方向の調整作業は
昔はテレビのアンテナシグナルの数字を 内線電話子機 で 家族に言ってもらいながら
二人でやったが、
今回は テレビの前に WIFI対応のコンデジカメラを置いて、 スマホ操作にして
アンテナのところでスマホ画面でアンテナシグナルを見ながら一人で出来た。
ほとんど見ない放送局を映る様にするために 2万円ぐらいかけた。
不要になった前のアンテナ
2021年、アンテナ受信感度が低下してみられない日が増えてきた。
アンテナの向きを北東に変えて、見られるようになった。
環境が変わったのか今度はテレビ埼玉と東京MXを両方見られるようにするための調整はシビアではなく容易だった。
アンテナの向きを北東に変えて、見られるようになった。
環境が変わったのか今度はテレビ埼玉と東京MXを両方見られるようにするための調整はシビアではなく容易だった。