2019年4月上旬
振れ取り台を書斎の机に付けようとしたが、引き出しを外しておかないとつけられない。
和室の小さなテーブルに取り付けた。
ブレは基本的にスポークの緩みにより発生するので締めるのを基本にするらしい。
縦ぶれ 横ぶれ センター出し の順に行うらしい。
初めてなので、クロスバイクだけで夜から深夜まで数時間かかった。
ロードバイクは後日また数時間かかった。
Tacx振れ取り台 T3175
机(2㎝~5㎝の板) の端 に5㎝差し込んで、クランプで固定する。
16~28インチのホイールに対応
クイックリリースでホイールを固定するタイプの振れ取り台。
車輪ホルダー部分の幅はだいたい後輪エンド幅と同じ130㎝なので、エンド幅100㎝の前輪を乗せるときは、調節などなく 車輪ホルダーを狭めて乗せる。
ホイールを車輪ホルダーにセット後、縦ぶれチェック用のパネルを
ホイールに近接させたが、パネルの真ん中より少し右に ホイールが位置した。
縦ぶれチェックパネルをホイールに接触させてもパネルが僅かに平行でないため、リムの片側の端にパネルが接触するが、もう一端には極わずかに隙間がある。
(縦ぶれチェックに特に支障はないが・・・)
車輪ホルダーを垂直に立てるために動かすための張力は後ろのネジで調整する。
横ぶれチェックのボルトにはロックナットが付いているのでシッカリ固定できる。
PWT プロフェッショナル リム センターゲージ WAG1930
リムに当たる部分の両側のプラスチックはレールの内側へ移動させれば取れた。
レールに通した部分はきつくなく、真ん中のボールペアリングで押さえて勝手に動かない様になってる。
ボールペアリングの後ろにはバネがある感じでネジでこれらを押さえこんでる感じなので、ボールベアリングを押せば少し沈む。
そのため、このリムに当たるプラスチック部分を押すと 0.2~0.3㎜ぐらい沈む。
正確に測定するには向かないか?
ネジを締め込んでも沈む。
沈まない様にするには隙間に紙でも挟むしかないか
振れ取りした後、センターゲージの真ん中にゲージがあるため、いちいちホイールから クイックリリースを外さないとセンターゲージ使えないが、
振れ取り台に乗せたままでも、中心ずらしてセンターゲージを当てれば、真ん中のゲージの端が車輪ホルダーのどのあたりにくるか目視確認することでどちら側にずれがあるか少しは分かった。(僅かなずれの場合は分からないが・・・)
ホイールのセンターのずれ状況
クロスバイク前輪: センターゲージの真ん中のゲージが反対側と0.5㎜ぐらいの差
クロスバイク後輪: 思いっ切りズレズレだった。 7㎜ぐらいの差
ロードバイク前輪: 0.5㎜ぐらいの差
ロードバイク後輪: 思ったよりずれてなくて 1㎜ぐらいの差 ※
横ぶれ縦ぶれ状況
それほどぶれはなかった。
クロスバイクの振れ取り
3.4mmのニップルレンチでニップル回すが、固くて回らないのがあった。
ニップルが既に舐められていたり、舐めたりして回らない。
中度のネジ緩み止め塗ったためか? (低度の緩み止めが家にあれば良かったのだが)
リムテープ外して、内側からマイナスドライバーも同時に使ってニップル回す。
それで回ることが多いが、
スポークがニップルから0.5㎜ぐらい出っ張っていているのはマイナスドライバーがニップルに刺ささりにくい。
更に出っ張った部分が錆びているのは全く回らなかった。
仕方ないのでクレ556をリムの裏側からニップルい僅かに吹き付けて、
スポークをペンチで押さえて、マイナスドライバーで何とか回った。
ニップルからスポークがでていたのは交換したスポークかもしれない。
ホームセンターにほぼ同じ長さのは1種類しかなく それをいつも買っていたが
2㎜ぐらい長かったのかもしれない。
星スポークの製品情報みたら1㎜毎にスポークがあったが、 72本もある。
振れ取りでニップル締めていたら、1本スポークの首が取れてしまった。
スプロケット側だったので、スプロケット外して、買い置きのスポークを通した。
センター出ししたホイールを自転車に戻すと片側ブレーキが当たってホイールが回らない。 ブレーキ調整した。
ロードバイク振れ取り
スポークにネジ緩み止めなど自分は塗ってないが、
こちらも3.4㎜のニップルレンチでニップルが回らなかったり、舐めてしまったりする。 (低度の緩み留めでも塗らない方が良いか)
3.4㎜のニップルレンチばかり使っているので擦り減ってしまったのだろうか?
仕方ないのでクロスバイクと同様にリムテープ外して、裏からマイナスドライバも同時に使って回した。
センターズレの調整するとき、片側のスポークを全部 少し回すが、回し過ぎてセンターが逆にずれてしまったりした。
1/8回転とか1/4回転とか僅かにニップル回さないとだめだ。
横ぶれも縦ぶれも0.5㎜ぐらいに調整するのにとても時間を要した。
いつまでやってもキリがないので、根気がなくなったところで止めた。
椅子に座らず、和室でやったので足が痛くなった。
固いニップルを回すとスポークも回って、ピキンとスポークの首が折れそうなヤバそうな音がする。
回りにくいようにスポークを押さえる工具もある様だ。
スプロケット側のテンションが強くて、ニップルレンチとドライバー使っても
更に強く出来ない。
そんなときは180度反対側のスポークを緩めるようなことを書いてあるようなのを見みたが、反対側は緩めると縦ぶれが強くなりそうな箇所で緩める気にならない。
スポークテンションメーターは作業前の張力の確認と
作業後にスポークのテンションがほぼ均等になっているか確認した。
換算表で張力に変換することなく、 目盛りを確認した。
テンションが他のスポークより強すぎたり弱すぎる数本を調整した。
ロードバイクの前輪は作業後、全体的にテンションが少し弱くなっていた気がする。
自転車に車輪をもどしたら、片側のブレーキシューにやっぱり当たった。
前後のブレーキシューの間隔をいつもの様に調整した。
今後はホイール入れ替えても調整不要になるはずだ。
振れ取り台の剛性もあり、一般人が振れ取りするには十分だ。
スポークテンションメーターの張力測定の精度は狂っても、全体のスポークテンションのバランス確認には十分。
センターの僅かなずれでホイール交換時、ブレーキシューに接触するほどのずれになるのでセンターゲージは金属製の方が精度がよいと思った。
重い荷物でホイールが更に歪むのを恐れていたが、
ブレを無くすことができて精神衛生上も良い。
作業前からあまりい振れはなかったけどね。
今回の不思議
ロードバイク後輪をセンターゲージで測定したとき、スプロケット側でセンターゲージを固定して、反対側で合わせると1㎜程度ゲージが浮いただけだった。
そのホイールをセンター出しすれば、0.5㎜リムが移動したことになる。
自分の自転車のリムとブレーキシューの隙間は1.5㎜以上あると思うが、0.5㎜ずれただけで
ホイール交換時にブレーキシューにリムが接触していたことが分からない。
下図でエンド幅の中央にリムが来るように R=Lにすることがセンター出しだが、
今回 L側長さ測定値=R側長さ測定値 + E
E(RとLの差)が1㎜
両側を同じにするには
L側長さ測定値 ― E/2 = R側長さ測定値 + E/2
なので0.5㎜ 左にリムを移動させただけ
この程度のずれならセンター出ていると言ってもいいような気がするし、
走行には全く影響ない様に思うが・・・
(縦ブレの場合は1mm~1.5mmなら仕方ない様なことが書いてあった)
ホイール入れ替えた時、大きくずれた感じになったのは何なんだ!
どこか間違えている?