2023年12月上旬
4年前にタイヤ・チューブ・リムテープ ペア買って、前輪は交換したが、後輪は面倒なのでやってなかった。
後輪タイヤのサイドに横に2つ亀裂が入っていたが、ゴム糊を塗っておいた。
年に数回20~30km、普段は週1回近所を乗る程度。
4年経ってみると塗ったゴム糊は全く亀裂に対して有効でなく、
反対サイドにも深さ1mmぐらいで数センチの亀裂が2つ入っていた。
前タイヤは安かったためか細かいひび割れが発生していた。
数ヶ月前に息子の自転車のタイヤ交換して無くなったので、また同じのを2本買っておいた。
後輪タイヤを交換する労力や時間は多大にかかるので、
交換頻度が減る様にもっと高耐久性タイヤを買い直して交換した方がよいかなとも考えた
が、タイヤが溜まってしまうので、
サイクリングにでなかった土曜日の午後1から交換開始した。
部屋にもちこみ逆さまにして、後輪を外した。
ギヤの周りに泥油が堆積しているので、タイヤ交換前に削り落とした。
止めておけばいいのに、また内装ギヤを開けてグリスが切れてないか確認した。
グリスが気になっていたのだ。
8年程前にママチャリもハブのグリスアップもしてみようと軽い気持ちで開けてみたら、
とても複雑だった。
取り出して中のパーツにパーツクリナーを吹き付けた。
内装ギヤには専用グリスがあることが分かったが、
持ってないので、大丈夫だろうとクレのグリースを塗りたくっておいたからだ。
写真を撮りながら分解した。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/DSC_2687.jpg)
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/DSC_2689.jpg)
このくらいまで開けて、グリスは残っているので、またパーツをハブに戻した。
軸の反対側はブレーキがついたままで、リテーナーが見えた。
その後、タイヤ交換が終わり、組み立て終わった。
組み立て後の確認として、内装2段目に入れて、プッシュロッドの線が
ハブ軸端と一致しているか確認すると、 5mmぐらい飛び出していた。
変だとは思ったが、ケーブルテンションボルトで調整した。
外に持ち出して試走してみる。
ギヤ1段、2段目は問題なく走れるが、トップに入れたら、クランクが回らない。
再び、部屋に持ち込んで分解してみた。
ギヤの所に入っていたボールリテーナーのボールベアリング8個が全部落ちた。
リテーナーを逆向きに装着したのかなと、写真見たが、グリスだらけでよく分からない。
再び、同じ向きで戻してくみ上げて、試走したら、
クランクが引っ掛かったり、抜けた感じになったりとてもおかしくなった。
再び、部屋に持ち込んで分解してみた。
駆動体ユニットの4つの爪を2本のクリップで押さえつけているが、
1本クリップが曲がり、爪が一つ外れていた。
クリップの曲がりをラジオペンチで修正して、戻した。
再び、試走するが、更にひどくなり、
再び、部屋に持ち込んで分解すると
10玉のボールリテーナーも変形してボールベアリングが全部落ちていた。
駆動体ユニットの4つの爪が全て外れて、クリップも折れていた。
完全に壊れて、復旧不能になったのが、 途中、夕飯食べて、入浴しているが
夜10時過ぎ。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/DSC_26952.jpg)
夜の11時前からなぜこうなったかやこれからどうするか考えたり、調査した。
1.自転車を買い替える。
4万円以上のコースになる。
カゴもリムもフレームもステンレスなので当時もそのくらいした。
ステンレスなので、21年経っても汚くない。
2.自転車屋へ持って行く。
自転車屋へ押して持って行くにも、また組み立てなければならない。
5年程前、家族の電動アシスト車のローラーブレーキが効かないというので、
ローラーブレーキを外して分解して、戻しただけなのに翌日、走行中に車輪がロックして
自転車屋に持ち込んで、車輪が壊れてそうで修理費3万円ぐらいと言われて、
その場で家族が新しい電動アシスト車に買い替えたことがある。
もし、3万円かかるなら新しい自転車に買い替えた方がいい。
3.後輪を買って交換する。
ステンレスリムで内装ギヤの車輪が1万円台で売っていた。
スポークがステンレスで無さそうだし、ニップルが錆びたとレビューもあった。
ブレーキがローラーブレーキ仕様
自分の自転車はサーボブレーキ。
調べるとバンドブレーキとサーボブレーキは互換性があるが、
ローラーブレーキとはハブ軸の形状が異なり互換性がない。
ブレーキをローラ―ブレーキに変更することも考えたが、 引きしろが
違うのでブレーキレバーも交換する必要があるという記載を見た。(ホントか?)
4.同じ内装ハブを買って、交換する。
内装ハブはSG-3S40だった。
もう売ってない。
もしバンドブレーキ仕様の後継があるにしても、スポークをくみ上げるのがまた大変だ。
内装ハブの駆動体セットがあれば、簡単に入れ替えられるが、売ってない。
4.を調査しているとき、SG-3S40のリペアパーツがいろいろAmazonで売っていることがわかった。
部品を入れ替えるにしても、専用工具とか必要だとリペアパーツを買っても
交換できない。
駆動体ユニットには防水キャップBと14Tギヤがついていたのでこれを外せれば交換できそうだ。
2mmぐらいある太いスナップリングで留められているので、かなり硬い。
ラジオペンチなどを使って外そうとするが外れない。
10分以上格闘して、外すことができた。
駆動体ユニットの窪みにドライバーなどを挿して、ひねればもっと早くはずせたかもしれない。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/SG-3S40.png)
外せたので嵌められるだろうと以下の5つ
壊れたボールリテーナー ⑧
壊れたボールリテーナー ⑤
壊れた駆動体ユニット ⑦
ほんの少しだけ曲がった防水キャップ ⑳ 交換するほどでもないかと思ったが安いので・・・
内装ハブ用グリス ㉚
を深夜にポチって寝た。
出費額4500円弱
日曜日の朝、パーツやハブ内のグリスをパーツクリナーで落としてからサイクリングに出た。
ペットボトルを切ってパーツをいれて安いパーツクリーナーをタップリ溜まるぐらい吹き付けて
浸してから干した
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/DSC_2696.jpg)
自分のハブとは違うがこんなページが参考になった。
内装3段変速
内装3段ギア駆動体セット
何回も後輪の取り外し、取り付けをして、何度もチェーンたるみ調整ネジを回した。
今までレンチで回すと少ししか回転できず大変だった。特にスタンドがある側は大変。
ソケットレンチなら容易に回せることが分かったのが、今日の収穫。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/12/DSC_2743.jpg)