2023年3月中旬
2021年の2月下旬、玄関が黒い液体で汚れていた。
20年玄関ドアについていたドアクローザーから漏れたオイルだった。
開けたドアをゆっくり閉じるための機器だが、オイルが抜けると
ドアを開け閉めするとき、全く力を入れることなくドアがスカスカに動くようになって
風など吹いていると勢いよく開いて危険な状況になった。
早速、ドアクローザーを探すと、
別メーカーだが、どのメーカー製でも交換可能な
取り換え用ドアクローザーが安かったので、ポチって自分で交換した。
固定ネジは新品を使わず、全部今まで使っていたネジを使った。
（ネジ穴と相性がいいハズなので）
あまり定かではないが、ドアストップ機能の設定を忘れていて、数日後に設定したと思う。
（設定した位置までドアを開くと、手を離してもドアがその位置で止まっている機能）
設定はドアを止めたい位置まで開いて、ボルトを締めるだけ
一ヶ月もしないうちにドアストップしなくなり、ボルトを締め直しても、1，2日しかストップしない。
ドアストップしないと、自転車をだすときや帰って来て入れる時に
ドアを90度開いて、締まる前に急いで出し入れするか、ずっとドアを押さえていないと
行けない。
自転車を出し入れするには最低でも60度くらいはドアが開いていないといけないが、
ドアは6秒で完全に閉じてしまうので数秒しかない、
ドアの前には3段階段があるので両手でハンドルを押さえていないと危ない。
帰ったときは自転車をいれているとドアが閉まってきて後輪にぶつかる。
出る時、余裕があれば、ドアストッパーをドアの下に挟むが、
面倒だ。
どのようなメカニズムでドアがストップするのか見た目で、分からなかった。
ボルトが緩むので、中強度緩め止めを何度か塗ったが、緩む。
半年後にネジ永久固定用の高強度緩み止めを買って塗ったがそれでもボルトが緩んだ。
すぐに機能しなくなるが、2年間ぐらい1，2ヶ月毎にボルトを締め直していた。
今月、メーカーのドアクローザーのストップ機能設定動画を見つけて見た。
説明書には書いてなかったが、ドアを揺すりながら噛み合わせて、ボルトを締めるらしい。
それでドアストップ設定したら、ドアストップ機能のメカニズムが理解できた。
下の写真で左のボルトで固定しているアームに隙間があるが、そこにカムが
サンドされている。
カムの先は窪んでいて、初期はアームの中に先が入っていて、アームの中の金属ボールと嚙み合っている。
ドアストップ設定時、ドアを開いた位置でボルトを締めると、カムのギザギザがかみ合い
カムは回転しなくなり、ドアを閉めると金属ボールから外れて、カムの先がアームから
出てくる。
この2年間、カムの先が出て来ているのを見たこと無かったので、
どうしてドアストップしているのか分からなかった。
翌朝になったら、またドアストップしなくなった。
ボルトを外すと、カム側のギザギザはあるが、それとかみ合う側のギザギザが
半周以上摩耗していた。
メーカーにギザギザ（セレーション）が摩耗したので、部品交換可能か問い合わせた。
摩耗したパーツだけの販売は無いが、
S-202P用フリーアジャストブラケットを近所のホームセンターで取り寄せ出来ると回答が来た。
ホームセンターに行き、価格が確認できてから発注すると依頼してきた。
2日後に、電話があり、 取り寄せは可能だが、 価格が・・・
フリーアジャストブラケット 8800円、 輸送費1100円 合計9900円
その上、納期は3ヶ月と
ホームセンターでもフリーアジャストブラケットも本体も入った製品一式が9000円台なのに、
それより高い。
自分は2年前に5240円で買っているので、ブラケットだけなら2千円ぐらいだと思っていた。
ありえないので、キャンセルして、メーカーに確認。
メーカーの建築積算価格では製品一式で 14400円。
フリーアジャストブラケットの製品価格に占める比率が大きい。
メーカーで販売価格は決められず、卸売店、販売店が価格を決める。
当初からボルトを締める力だけでドアストップしていた様で、
カムの先がアームの中からで出ているのを見たことない。
カムと金属ボールのかみ合い調整不良（調整ネジがある）で、カムが回転して、
セレーションが摩耗してしまったのではないかと連絡したが・・・
一台づつ調整している。
ボルトが緩い状態でドアを開け閉めするとすぐにセレーションが摩耗する
との回答だった。
はっきり覚えてないが、当時、手順を間違えた様なことを思い出した。
ボルトをある程度締めてからドアをストップ位置まで開けて、ボルトを固定した様な気がする。
諦めて、今は5400円～6000円ぐらいするが本体一式で買おうかとしていたら、
一度、開封した新品が5000円未満で売っていたので買った。
（米国の銀行破綻で株価が下がった状況下、この2日間最高に絶好調で日経225全勝して1日当たり10万円とれた。昨年1/1時点の資金残高にやっと戻った。昨年3月末時点よりロードバイク4, 5台分残高が減っているが、5千円ぐらい出せるようになった）
下の写真で、カムの新旧が左右入れ替わっているが、カム側のセレーションはほぼ摩耗していない。
ブラケットのボルト穴の周りのセレーションが半周は完全になくなっていて、
残りの半周も摩耗が激しい。
全部交換すると面倒なので、ブラケットと カムを含むアームのネジ山より先の部分だけ新品にした。
本体が壊れた時の保守物品も出来た。
同一製品を2回買う破目になることが多い。
ナビ、地図データ、GPSロガー、コンパス付きベル、チェーンキー、ステム時計、ヘルメットなど