チェーンがギヤを上下移動した原因

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2023年3月上旬

 昨日、白石峠を2km近く登った頃からチェーンがギヤ1段目2段目を
ガチャガチャ上に下に勝手に1,2秒切り替わった。
2段目にシフトチェンジしたら、2段目3段目で同じことが起こった。

ワイヤーテンションを強くしても良くならなかった。

こんな最悪なコンディションで、チェーンの反動がペダルに伝わり
とても走りにくかったが足付き無しで白石峠を登れて、
天文台までも行けた。

家に帰るまで、5%程度の坂でも一番長いときは5秒ぐらい発生していた。


翌日になって
メンテナンススタンドで後輪を上げて、調査開始する。

これだと、負荷がかからないので事象が再現しないだろうと
思いながら、リアシフトチェンジをしてみる。

ギヤ1段目にチェーンが入らない。
ケーブル中間のアジャスターのテンションを今後のために最低にして、
2段目のギヤにした状態でリアディレーラー側のアジャスター調整後
全部のギヤにシフトチェンジできることを確認。



再度、チェーンチェッカーで伸び率確認。 

チェーンに異常個所がないか確認。

スプロケットのギヤの歯が三角に尖ってないか確認。

クランクを手で回してもあの現象は当然再現しない。


ネジが緩んでないか右側でディレーラー周辺を確認。

左側に行ってスルーアクスルを確認
フレームとの間に1mm未満の隙間がある様に見えた。




レバーを挿して、締めてみると3/4回転締められて、
隙間が無くなった。


2月上旬に車輪外している。
戻して強く締めておいたつもりだが、緩んでしまった様だ。
これが、今回の事象の原因であることに間違いない。 


再度、全部のギヤにシフトチェンジできるか確認していると
手でクランク回しながら2段目から1段目に入らない。
多分、脚で回していれば入ると思うが、
チェーン詰まり気味なので、
Bテンションボルトを調整した。



問題が発生したら、今後のために対処しなければならない。
緩んだことが、一目で分かる様にすることにした。

スルーアクスルを締め付けた状態で、フレーム側とスルーアクスルに
タッチアップペンで白点の目印をつけた。
これがずれたら、締め直す。

スルーアクスルのリング部分は回転してしまうので、側面に白点



下の方を見ていたら、テンションプーリーに油泥が盛り上がっているので
ドライバーでそぎ落とした。
ついでにスプロケットのギヤの間の油泥も小さいドライバーで剥がした。


メンテナンス終了




夜になって自転車のそばを通った。

サイクリングから帰宅後は何もなかったが、

後輪のバルブ位置は下にある状態で、今まで無かった上の方に
水分が盛り上がっている。
第4の穴が開いた様だ。

下の第2の穴も、水分が漏れてる。



車輪を回転させて、バルブがある辺りを見ると
上の第3の穴、下の第1の穴も濡れてる。


この調子だと、シーラントが固まって乾くことはなさそうだ。
シーラントが減っていく。

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