2023年5月中旬
4月にyoutubeを見ていたら、コーヒー豆の手鍋焙煎の動画が出て来た。
焙煎器具は高価なイメージがあったが、ダイソーの500円アルミ鍋で出来るならと一念発起して、
生豆4㎏買ってきて、焼いてみた。
500万円の焙煎器でも500円の手鍋でも同じように焼くことができると焙煎器を作っている
youtuberが言っていた。
でも、手鍋では再現性は難しい。
手鍋焙煎を行う前には、いくつも手鍋焙煎の動画を見た。
毎日のようにコーヒー関係の動画がyoutubeに出て来るので何本も見た。
GW中も動画を見続けて、焙煎中の鍋の中の豆の温度を計測する非接触温度計も届いたので、毎日の様に焙煎していた。
シティローストからフレンチローストぐらいで12回焙煎し、買った生豆の半分(2.0㎏)焼いた。
1度に生豆を120g~200gを15分ぐらいで焙煎するが、焙煎後は約20%軽くなる。
だいたい190℃で1ハゼが来て、210℃で2ハゼが来ている。
1ハゼがくるまで2分毎に蓋を開けて温度測定、その後1分毎に温度測定し記録している。
・コーヒー豆のウォッシュド精製作業、
・ドリップレシピ、
・全自動コーヒーメーカー、
・ペーパーレスドリッパー、
・タタミ織り茶こしドリップ、
・エアロプレス、
・今の紙フィルターのリンス必要性
・旨くなる紙フィルター製品
・手挽きコーヒーミルの挽き方で味が変わるか
・各国のコーヒー豆の特徴と等級
・ハンドピッキングで除外する豆
・ドリップのお湯の温度、
・焙煎時間の長短による風味と味
・焙煎後の日数経過による味の変化と賞味期限、
・焙煎した豆の保存方法と味
・ドリップスケール、
・アイスコーヒーの方式、
・水出しコーヒーの方式
などなど
15人以上のコーヒー系youtuberの動画を見まくった。
実家のどこかに眠っているハズの40年程前に買ったハリオのミニサイフォンが一度販売終了して、その後復刻したことも知った。
3週間ほどで、300本近くコーヒー関係のyoutube動画を見て、商品知識とノウハウを溜め込んだ。
以前は朝食後1杯程度だったが、今は1日2~4回ドリップして、3~5杯飲んでいて、酒とコーヒーで胃の調子が悪い。
自分の好きな味のコーヒーは20代の頃、麹町のサイフォンで淹れる店のブレンドだった。
その店はもう無い。 2019年の自転車旅で、三重県の喫茶店でモーニングを食べたときドリップしたのも同じ味だった。
それほど苦みも酸味も無く、コクがある感じのコーヒーを自分でもブレンドしてみたい。
以前は全自動コーヒーメーカーで豆を挽くところからやってパートナーと飲んでいたが、
1階に移動してからは、自転車旅用に買った手挽きミルとバネットドリッパーを使って、
沸騰させたやかんのお湯を紅茶ポットで冷ましてカップ1杯分だけドリップしていた。
焙煎するようになってから
天才バリスタの 4:6メソッド で淹れていたが、最新の神レシピの
ハイブリッドメソッド の動画を見た。
ハイブリッドメソッドには、透過式ドリッパーでなく浸漬(しんし/しんせき)式ドリッパーが必要になる。
浸漬式ドリッパーは透過式にもなるが、透過式ドリッパーは浸漬式になれない。
台湾のクレバードリッパーとハリオのスイッチドリッパー がある。
ハリオの200ml用のがamazonで品切れになっていた。
ハイブリッドメソッドでは浸漬する前に落とす120mlのお湯は透過式でサーバーに落としてしまうので、
最大ドリッパーに溜まっても200ml以下で済む。
全体で280mlお湯を落として250mlぐらいコーヒー液がサーバーに落ちる。
1~4人用V60ドリッパーに 1~2人用ペーパーフィルターを使ってもドリップできそうだ。
早速、ダイソーの中を歩き回って使えそうな物を3つ買って来た。
耐熱温度230℃あるシリコンコップカーバーと シリコン鍋敷き
どちらかで、ドリッパーの底に蓋をする。
真円に近い大さじメジャースプーンで、底を押さえてお湯を止めることを考える。
コップカバーを使うことにした。
取手をカッターで切った。切った後に気付いたが、強く引っ張ればとれた。
裏側の出っ張った部分に穴を開けた。 1回では穴が小さいので何度も穴を開けた。
最終的には、穴を開けたドーム状の部分をカッターでスライスして平らにしたので、
穴を開ける必要もなかった。
蓋の表側の取手がついていた穴はそのままの大きさで使う。
コップカバーをV60ドリッパーの下の直径5cmの円筒箇所にステンレス針金で巻いて固定しようとしたが円筒が短か過ぎて出来ない。
次に円形にしたステンレス針金で押さえつけてクリップで2点留したが隙間が出来て漏れる。
最後、ステンレス針金を3角形にして、コップカバーの上から押さえつけて、
角をクリップで留めた。
ドリッパーのお湯の排出/停止の制御をおこなうために大匙スプーンの底を使おうかと
試したが、お湯が漏れるし、スプーンをずっと押さえていないと落ちる。
切断したコップカバーの取手部分で穴を塞いでみることにする。
切断した取手のシリコンゴムにステンレス針金0.9mmを挿すと柔らかくて難なく通る。
回転しない様に、2回通した。
取手をカットした側で穴を塞ぐと平らでないためか少し漏れたので、
面積が小さいが取手の上側を穴に密着させることにした。
無駄な出費も220円あったが、手持ちの針金と1~4人用V60ドリッパーを利用して、
コップカバーとクリップだけの、低コストで出来た。
欠点はシリコンカバーで覆った円筒形の部分のスペースに溜まる湯が22mlあるので
浸漬中の抽出効率が悪いかも。(クレバーもスペースがあるらしい)
なので、1杯分より2杯分作った方が22/140ml=16% 、 22/280ml=8%と浸漬しない湯の割合が少なくて良い。
穴の開け閉めがワンタッチでなく、スライドさせて穴の下に蓋を移動させるので止まるまで
タイムラグがある。
動画撮影はスマホを左手で持ちながら、右手だけで操作したのでスムーズに出来なかったが、
両手を使えば問題ない。
(なんちゃってドリッパーのサーバーへの座りがちょっと不安定なので熱湯火傷には気を付ける必要がある。)
最初は穴を開いた状態で90℃以上60mlを2回透過して、 穴を閉じて
70℃に冷ましたお湯160mlを30秒溜めてからコーヒーサーバーに落とした。
ペーパーフィルターが1~2人用なので、最後160mlの水と膨らんだコーヒー粉で
フィルターから溢れそうなぐらいギリギリだった。
初めてなのでバタバタして、指定時間通りに作業できなかったが、
ドリップ後半の雑味がでていないので旨い。
結局、使用しなかった鍋敷きはドリップカップの下に敷くことにした。
メジャースプーンも使用しなかったが、小さじを持っていなかったので今後使う。
家に鉄のクリップしかなかったので、プラスチックと鉄のクリップを後から買って来た。
クリップで留めただけなので、分解も簡単。
以下が最近買ったコーヒー道具
timemore C2 ミル : 粒が均等になり早く軽く挽けるミルを使えば味が変わるのか知りたくてコスパが高いのを買った。
一度に20gしか挽けない。問題無いと思ったが、2杯分挽く時
豆や挽いた粉で一杯になる。30g挽けるC2MAXにしておけばよかったな。
挽き目サイズの調整ダイヤルが中にあり、数字も書いてないため
どのクリック位置か分かりにくかったが、 最近クリック19の線の右横に傷の様な凹みを見つけた
ので、そこを目印にしている。
一周12メモリあるので、同一目盛線が回転数により0,12、24、36の様に12づつアップするが、
クリック位置20~24しか使わないのでその判定方法で問題ない。
ニトリ ドリップカップ : 沸騰したやかんのお湯でドリップしていたが、温度を下げるのと、細いお湯を落とすため。
V60ドリッパー : ホームセンターによく動画で見かけるV60があった。500円程度だったので、 バネットと味が変わるのか買ってみた。ペーパーフィルターは1~2人用が800枚買ってあるが、V60ドリッパーは1~4人用にしてみた。
非接触温度計: 焙煎中の豆の温度を計測するため400℃まで計測できるのを買ったら、上位機種の600℃まで計測できるのが届いた。
aliexpressで900円以下だった。届いたのは1200円する製品。
お湯の温度を測るデジタル温度計 : ドリップカップの縁で転がって、表示面が上を向かないので、ステンレス針金でクリップの様なものを作った。
ハンディクリーナー: 焙煎終了後、ざるに豆を出して、扇風機の 風を当てるとチャフが床に飛び散る。蓋付の片手鍋でも、なんども蓋を開けるのでレンジ周りもチャフが散らかる。
電気量販店にいって7000円でいいよと言われたが、 メガドンキに行ったら、5500円以下で1台だけ売っていた。
コーヒーカップ 2個 : 薄くて広い紅茶用カップで飲んでいたが、電子レンジで温めると
金箔がパチパチ放電するので、厚くて幅狭いコーヒー用を探し回って、通りかかった小さな陶器店で買って来た。
飲み口の縁が広がっていて唇への当たりが合わなかったので、縁が広がってない安いのを買い直した。
カップの厚さや縁の形状により、飲んだ時のコーヒーの舌への落ち方が異なるため、明らかに味が変わる。
ダイソー耐熱計量カップ500ml: 普段カップ1杯しか入れないが、2杯淹れる方が失敗しにくいらしいし、家で見つけた耐熱ガラスサーバーに金属使用箇所があり、電子レンジ対応でないので、200円のを買ってきて
コーヒーサーバーにした。
お茶パック、だしパック: 水出しコーヒーパックを作るために買って、1度 15g入りを2袋作ったが、袋に粉を入れるのが大変だし、折り返すだけの袋ではコーヒー粉が出てくるかもしれない。
水出しコーヒーポット: 水出しコーヒーパックを作るのが面倒なので、買った。
ダイソーミニ計量カップ: 大さじ3杯分測れるメジャーカップを買った。
これを測りに載せて、コーヒー豆を10g計量して、
コーヒーミルへ豆を入れる時、入れやすい。
ヒートシラー : お茶パックとだしパックで100枚近く買ったので、もったいない。
コーヒー粉を入れて袋を閉じた後、ヒートシラーで
閉じれば、コーヒー粉が出てくることは無いだろう。
aliexpressで500円以下。
コーヒー豆メジャースプーン4個: 20mlの計量スプーンが5個あり、 ドリッパーを買って大きいメジャーが1個付いていたが、 豆入れ容器に全部 計量スプーンを入れておくために
ヨドバシカメラでぽちった。 ヨドバシポイントが150円程あり、1個44円なので4個買って20円程支払った
が、都内なので翌日無料配達してくれた。
キッチンスケールは、昔、米パン製造機を買った時、
イースト菌や塩を計量するために0.1g精度が必要で買ったタニタのを使っている。
今は無い三洋電機のGOPANは衝動買いで4万円以上したのに、10回ぐらいしか焼かなかったので、高級米パンになってしまった。
コーヒースケールはお湯を注ぎ始めて重量変化するとタイマーを起動してくれて便利そうだが
キッチンスケールとキッチンタイマーでも面倒なだけで問題ない。
タイマーは使ってないキッチンタイマーを見つけたので電池入れ替えて使い始めた。
3分以内で淹れるのを目指す。