2018年9月末
家族の電動アシスト自転車のブレーキの効きが悪いと数週前に言われた。
その時は特に異常無いと思ったが、再び言われたのでチェックすると
自転車に乗らずに後ブレーキレバー握って前に押すと今回はタイヤが回る。
電動アシスト車なので、とても重いとは言え、今回は 確かに効きが悪い様に思えた。
別の10㎏軽い只のママチャリは乗らずにローラーブレーキかければタイヤはロックしている。
(この内装3段のママチャリは一度、前後のホイール外して、タイヤ交換した経験がある。)
ローラーブレーキ専用グリスを補充してみるが、変わらないのであけてみることにした。
台風が近づいていて、 大雨もふりだした夕方から始めた。
内装3段の右側
電動アシスト車は 30㎏近くあるのでとても重い。
ホイールを外した左側。
ローラーブレーキを取り外した。
追加した黒い専用グリースがベッタリ
フックで引っ掛かっているのがグリスで見えずに 小さな6個のローラーが付いている円形の部品を
取り外すのに手間取った。
完全に分解できた。
ブレーキワイヤーを引くと、6個のローラーが外側に広がり、 3個で円形をなす部品を押し
広げて、右下の車輪と結合している円形の内側に接触してブレーキになることが分かった。
全て金属。
専用グリスがあるので金属同士の接触でもブレーキがかかるようになる。
普通のグリスではダメ
右上の円形を3つに分解した部品はすり減っている様でもなかった。
ワイヤーにつながる部品の戻し方がわからなくなり、再び元の形に戻すのに時間がかかった。
ローラーブレーキ用グリスを投入した。
夜になって、何とかもどしたが、
その後、ゴムのキャップが地面に落ちていた。
ローラーブレーキにつけるのを忘れた。
また車輪はずして、ローラーブレーキを取って、つけてから戻した。
逆さにすれば良いのだが、ハンドル周りの部品を緩めたり面倒なので立てたままやったが、
とても自転車が重いので車輪を戻すのが大変。
翌朝、家の前を数十メートル乗って、ブレーキかけると少し効きが良くなっているようだ。
ローラーブレーキなのでブレーキ掛けても車輪がロックしないのでもともと効きがとても良いとは感じない。
台風が通り過ぎた翌日、昼近くに家族が乗って出て行ったが、
しばらくして電話が来た。
車輪が回らなくなったと・・・
スーパーの自転車屋にいるらしい。
ローラーブレーキがおかしくなったのかと早速、レンチとドライバーもって自転車屋まで行った。
ブレーキワイヤーは緩めらていたが、車輪が回らない。
家族が言うには乗っている最中にペダルの負荷が軽くなった後、ガチャガチャして回らなくなり
車輪が回らなくなったとても重い自転車を押してなんとか自転車屋までたどり着いたという。
自転車屋が言うには、右と左のナットが逆だという。
それで締め付けたので車軸が曲がって、ネジが緩んで内装が壊れた可能性がある様なことを言われた。
開けてみないと分からないが内装ギヤがやられているようなので
車輪交換になり、3万円かかると言う。
5年半乗った電動アシスト自転車に3万円は痛い。
直ぐに乗れないと困るので、
結局、その場で家族がカードで新品の電動アシスト車を買った。
今、写真を見ても右と左のナットを元と逆にしたとは思えないのだが・・・
(左側のローラーブレーキを押さえるナットの写真を撮ってなかったが、 右は内装をチェンジするレバーの内側なので薄いナットにしたが、これが間違っていたのか。
大雨で濡れてきた狭い場所で作業して、左右2個とローラーブレーキを抑えるナットの3つしかないので確かにどこのナットかあまり気にしてなかったが・・・)
直した後にギアチェンジを確認していなかったのがいけなかったと後悔するが、
まさかこんなことになるとは
トルクレンチも使わなかった。
それなりに絞めておけば問題ないとママチャリ甘く見ていた。
ママチャリの後輪はロードバイクよりメンテが大変。