シーラント漏れメーカー回答が来た

2024年11月中旬

休日にフォーム問い合わせして、2営業日後に返信メールが来た。

お問い合わせ内容　＋　アンサー
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お問い合わせカテゴリー：Bicycleタイヤについて
iRCの製品名：BOKEN PLUS 650x47B TLR
現在お乗りの車種／年式：JAMIS RENEGADE S3 2021年モデル

お問い合わせ内容：前後タイヤをこの製品に交換して、半年経過して後輪タイヤの中央のセンタースリック部分から
シーラントが漏れるようになった。　
サイクリング後、家で気づくとタイヤから透明な液体が盛り上がっているか、タイヤに滲み跡が広がっている状態。

その後、次々漏れ箇所が増えて9か月後には7カ所になった。
プラグを挿しても漏れるし、内側にパッチシールを貼っても全ヶ所から漏れたことには驚いた。
このため、後輪は別のタイヤに交換した。

週1回60～120Km程走るのは98％以上アスファルト道で、時々出くわす砂利道を少し走る程度。

タイヤ空気圧は前輪35PSI、　後輪40PSI

前輪タイヤでは発生していなかったが、1年経過して1ヶ所発生し、
半年程度で3か所に増えていた。

以前はWTBのBYWAY TCSという似たような製品を使っていたが、このようなことはなかった。

Ｑ１．これほど多くタイヤに穴が開くことは考えられません。
　　　これはタイヤの劣化により発生したのでしょうか？
　　　半年ぐらいで劣化するのでしょうか？

→Ａ１． 経年劣化によりケーシングをつたって透明なシーラントが漏れ出る現象は、
　当社製品に関わらずチューブレスレディタイヤでは起こりうる現象です。
　シーラントは時間が経つと分離するため、シーラントでシールしきれなかった部分から
　水が染み出てきてしまいます。（空気が漏れる箇所）
　そのため、シールできていない箇所を防ぐために3~4か月に１回シーラントを入れ替え
　まだシーラントでシールができていない箇所を防ぐ作業が必要になります。

Ｑ２．パッチを貼っても7か所から漏れたことが信じられません。
何が考えられるでしょうか？
パッチを貼る時、裏側から穴を探しても、ルーペで確認しても穴を確認できないため、
表の漏れ箇所を頼りに位置を特定してパッチを貼りました。

紙やすりを使わなかったぐらいで、付着しているシーラントを除去してクリーニングしてからゴム糊でパッチを貼っています。
漏れた後に確認するとシッカリ貼れていて、パッチを剥がしてみるのも大変でした。

→Ａ２．チューブレスレディ構造はケーシングがむき出しのため、パッチを貼っても空気漏れを防ぐことはできません。

Ｑ３．タイヤが劣化しやすいシーラントとかあるのでしょうか？　
　　　シーラントはSTAN'S NOTUBESのオリジナル品。アンモニアが含まれています。

→Ａ３．アンモニアの攻撃性はある程度は認められていますが、
　　　十分な検証データがないため、現状、弊社からの明確なご説明はできかねます。

Ｑ４．BOKEN　PLUSは貴社の製品ページの図では、舗装路、芝生だけが適用範囲になっています。
グラベル（砂利道）タイヤなのに、グラベルは一切走れないタイヤなのでしょうか？

→Ａ４．BOKEN PLUSはあくまで舗装路や芝生がおすすめであり、砂利やガレ場でも使用は可能ですが
　　　　バイクコントロールのテクニックも必要になってくるため、あくまでおすすめの路面ということになります。
　　　　グラベル区間の汎用性においてはBoken Double Crossなどには劣ります。

空気漏れが早くなってしまっており
シーラントを入れ替えても改善しない場合は、交換をおススメいたします。

よろしくお願いいたします。

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以上　下記部署担当者からの回答でした。

井上ゴム工業株式会社
グローバルタイヤ事業部　営業本部　国内営業

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Ａ１．でシーラント交換を３，４ヶ月毎とありますが、
　　自分は半年毎にシーラント補充はしていたんですけどね。

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