2年ぶりのBBグリスアップ

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2025年1月中旬

 自転車買って、もう少しで2年経つ頃に、FSAのクランクはどう外すのか
想像がつかなかったので、調べて外したついでに、BBグリスアップもやった。
片側のBBの内部には水が浸入してサビ色がでていた。

あれから2年経ったので、またBBグリスアップやってみることにした。

前回のブログを参考にクランク外しを始める。

やり方はブログに書いてあるが、コツまでは書いてなくて、
最初、アーレンキーを挿して、クランク逆回転方向にまわそうとするが、
逆回転では簡単にクランクが回ってしまうので、ボルトが緩まない。
自転車を横倒しして、片側のクランクを床について、動かないようにした。

アーレンキーではボルトが緩みにくいので、長い柄に6角ソケットをつけて回そうとしたが、
サイズが合わないし、サイズ変換も持ってなかった。

アーレンキーよりは少し長い、デジタルトルクメーターに6角ソケットをつけたが
やっぱり逆回転は回しにくい。

クランクとデジタルトルクメーターの柄の間隔を縮めて、両手の指を絡めて
クランクと柄を手の平の手首に近い方に当てて、握りしめて少し緩めることが出来た。

緩んだ後も、回すためには強い力がいるが、緩んでしまえば簡単。




右クランクが外れた。

右のクランク軸の端の溝はテーパー状になっている。 左のチェーンリング中心にある正ネジのボルト緩めると、チェーンリング側が軸から抜けていき、ボルトを締めることでチェーンリング側中心の穴のガタガタもテーパー状なのでガッチリ固定される。 コッタレスと同様


左クランクを引き抜く。
パイプにサビ色がのグリスがついている。


ワンも外れにくい。 
これには長い柄をつけて回した。 (右ワンは逆ネジ)

両側のワンを外して、中を見るが、錆びだらけ。


プラスチックの筒には厚くサビ泥が付いていた。
ワンの中もサビ色のグリス


パーツクリーナーと紙ウエスで錆びを拭き取り、
更にクレ5-56スーパーとブラシでもサビを落とし、
ネジの谷に付着したサビかゴミかグリスか固いのを、小さいマイナスドライバーでそぎ落とした。


プラスチックキャップを外し、リテーナーの緑色キャップを外すと、
グリスはたっぷりあるが、茶色のサビ色

ボールべアリングは見えてない。
ボールベアリングに見えてるのはボールベアリングの位置を保持するデコボコした金属製リング

緑色キャップは両面にあるが、内側のは外れなかった。

左:内側の緑キャップは外れなかった。   右:外側


ボールベアリングを露出出来ないので、この状態で
パーツクリーナーをタップリ吹き掛けて、グリスを落とす。(前回と同じ)

今回は歯ブラシと中性洗剤でも磨いた。

更にくるくる回して、まだ出てくる茶色を、更にパーツクリナーをタップリ吹きかけて
茶色がでなくなるまで何度もクリーニング

グリスをドライバーで載せて、ベアリング回転させて、内部のボールペアリングまで到達させた。
更にグリスを載せる。

左:グリス注入前、  右:グリスを注入後

緑キャップをつけて、プラスチックキャップもつけて、
ワンを手でネジ止めする。
綺麗にしたプラスチックの筒を入れ忘れた。ワンを外して装着

最後に、トルクメーターでワンを42Nm (許容範囲40~50)で締めた。

クランクを戻し、39Nm (許容範囲38~41)でボルトを締めた。

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