2022年2月中旬
1年半前にチェーンピンポイント注油マシンを作った。
それまでは、スプレー式のオイルを使うか 自作の狭所オイラーでチェーンの1リンク毎の
両側のプレートに1滴づつ垂らしていた。
スプレー式のオイルはチェーンにベタベタに付きすぎて、拭き取らないとゴミやホコリが付着するし、オイルも大量に消費する。 オイルが必要でない箇所にもオイルがついて無駄。
1リンクに2回づつ垂らすのは、220回以上注油しなければならず
時間がかかっていた。
それに、どちらも注油終了位置がわからなくなるので、注油開始スタート位置に目印シールを貼ってから注油していた。
チェーンピンポイント注油マシンでそれらの問題や手間が全て解消された。
チェーンピンポイント注油マシンに、当初はいつも使っている自作の狭所オイラーを搭載したが、
オイルが刷毛に垂れてこなかった。
このため、オイラーを乗せるのはやめて、
面倒だが、刷毛部分にオイルをつけては、このマシンでチェーンにオイルを塗っていたが、刷毛が小さいため、5、6回ぐらいはオイルをつける作業を繰り返さなければならないため
それなりに時間がかかっていた。
今回、これを改良した。
今度は、小さな耐油容器(電気ひげ剃りのオイル)をつけた。差し込んで載せているだけ。
でも、オイルは自動的に出てこなかった。
このため、容器に空気穴を開けることにした。
容器の側面の中間位置に小さな穴を開けた。
穴より下まで、オイルをいれれば、注油時に下向きにしても空気穴が塞がることはない。
これで、オイラーの先が下を向くと、オイルが出てきた。
0.5mmぐらいの穴を開けたが、思ったよりオイルが出てきて刷毛にたっぷりすぎるほど、オイルを含んだ。
これからは、迅速に適量のオイルを必要な箇所だけに注油できる。
スプレー式のオイルは注意しないと ディスクブレーキローターにオイルが跳ねる場合がある
と先日、youtubeで見た。
手の脂がついてもいけないといわれているブレーキローターなのに、オイルの飛沫でもついたら大変だ。