荒川自転車道で主に埼玉方面へ クロモリロードバイクで走行

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メンテナンス

センターロックアダプターの精度

投稿日:

2023年1月上旬

 12月下旬に走ってから何もしていないが、
 年が明けてから前輪を回したら、ブレーキローターがまた引きずりを起こしていた。

 ぱちもんローターに交換したとき前輪では半周で引きずりを起こしたので、
ローター修正ツールで曲げて解消したが、曲げが戻ってしまったのか?

 前輪には中華のセンターロックアダプタを使っている。
 後輪も最初は同じ中華だったが、ロックリングのネジ山が壊れたので
 シマノ製のセンターロックアダプタに交換している。

 デジタル・シックネス・ゲージでセンターロックアダプタの厚みを、6箇所で計測してみた。

中華アダプターのローターを乗せるパーツ。裏からもピンが少し見える



 後輪で使っていたが壊れて使ってない中華
  8.91  8.59  8.66  8.91  8.89  8.89 (mm)

 前輪で使っている同じ中華
  8.90  8.90  8.85  8.85  8.89  8.94(mm)

シマノ製
  9.00  9.00  9.01  9.01  9.01  9.00(mm)


 600円台で買った怪しげなデジタル・シックネス・ゲージも0.04mm程度の誤差があるが、
 それで計測しても、シマノ製は全周均一な結果となった。

1個千円以下で買った中華製はアルミに6本ピンを打った様な構造のためか
厚みにばらつきがあり、このため
 ブレーキローターが斜めになってしまい、
 更にシマノより0.5mm以上厚いぱちもんブレーキローターを取り付けたことで
 半周の範囲で引きずりが起きたのではないか?


中華アダプタは6穴ローターを乗せてロックリングで固定するだけと簡単だ。
シマノはアルミのパーツにローターを6本ネジ止めした上にロックリングをつける面倒があるものの
このパーツの場合、精度が最優先だな




今回、計測のためセンターロックアダプタを外した。
中華はアルミ製でロックリングが4mmと厚いので簡単に外れるが、
シマノのロックリングは鉄で2mmと薄く
またBBカップ工具が滑って緩めることが出来なくなっていた。

シマノ製に交換時、ある程度締め付けるとロックリングが薄すぎて
BBカップ工具のノッチに引っ掛からなくなり滑ってカップが浮いて外れて
それ以上締めつけることができなくなった

逆に緩めることも出来なくなった。
その時、BBカップ工具をヤスリで削って、ノッチがほぼ端まで出る様にして
使えるようになったが、
BB工具のノッチの端がすり減ってしまった様だ。

出っ張り部分の端が少し斜めになっている箇所がある。



別に買ってある薄いロックリングがあったので、緩まないロックリングの上に乗せたら
なぜかBBカップ工具で緩んだ。

40N・mの締め付けトルクが必要だが、BBカップ工具が滑って外れるので最終的に27N・mで
締め付けてある。
緩められた時の様におまじないで別のロックリングを乗せてもダメだった。

次回のために、BBカップ工具をまたヤスリで削った。


BBカップ工具のノッチが今後も擦り減ってまた使えなくなるかもしれない。
カップ型でない3mm厚ぐらいのBB外し工具をaliexpressで500円ぐらいのをポチっておいた。
ロックリング取り外し時はトルクレンチを使う必要もないので、こちらを使おう

自転車用ツールセットについていたBBカップ工具ではハブ軸が干渉して
カップを被せられなかったため、
トルクレンチに取り付けられる深いBBカップ工具を買ったが、
薄いロックリングのためにポチることになったBB工具が
届くとホローテックⅡ用BB工具が3つになる。

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