荒川自転車道で主に埼玉方面へ クロモリロードバイクで走行

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メンテナンス

シマノGRX左レバー交換

投稿日:2022年9月14日 更新日:

2022年9月中旬

 土曜日のサイクリングで自転車が倒れたときに、左レバーに衝撃を受けた様で、
 ひび割れを起こしたのかオイルが漏れて、後ろブレーキが全く効かなくなった。

 日曜日午後に復旧を試みたが、夕方までやってもオイル漏れは治らず
 左レバーをポチッた。

 月曜日夕方に左レバーが届いた。

 作業前にフロントディレーラーやバーテープなどの状況を写真撮っておく。

 オイル注入作業で何度かハンドルの傾きを変えるので、
 ハンドルのフロントバッグアタッチメント、勾配計、磁気コンパス、
 アクセサリーバーなど取り外す。


 バーテープを外した。

 ブレーキホースが見えた。 8mmナットで固定されていた。

 後ブレーキキャリパーを外して、ゴムキャップを取り外し、
 7㎜レンチや注射器をセットする。
 レバーに漏斗を取り付けるところのブリードネジをはずし、
 オイルを注射器で抜き取ってから、ブリードネジを戻した。
 



ブレーキホースを取り外す。


前シフトケーブルのインナーケーブルをフロントディレーラー側で切断して、
レバーからインナーケーブルを抜き取る。

左レバーを取り外し、新品の左レバーをハンドルに差し込み軽くねじ止め固定。

ブレーキホースをねじ止めする。
 締め付けトルクは5-6N・mと記載してあるが、トルクレンチ使えないので、適当に




買った左レバーに添付されていたシフトケーブルに薄くグリス塗ってから
レバー側からアウターケーブルに通す。

ここで、問題発生

インナーケーブルを差し込んでいくが、途中で入らなくなった。
一旦、抜いてどこまで入ったのか確認すると、アウターケーブルの出口あたりだった。
最後は急激にアウターケーブルが曲がっているので、エンドキャップごと
アウターケーブルを引き抜いて、まっすぐにして、再度、通そうとするが
通らない。何かに当る。
黒いキャップは錆びているのかよごれているのか表面がデコボコで汚い。
キャップを取るとアウターケーブルの先も錆びている様な感じ。
尖ったドライバーを差し込んで広げるが、ケーブルは通らない。
古いインナーケーブルを下側から通すと、すぐに何かに当たるが、押せてケーブルが入っていく。
何か詰まっているのが、どんどん上に上がってきたが、調整ダイヤルの辺りでまた動かなくなった。
ケーブル中間のテンション調整ダイヤルを緩めるとそこでアウターケーブルが分離したので、
再度、インナーケーブルで突き上げるとゴミがとれたようだ。

レバー側からインナーケーブルが通せた。

エンドキャップを新品にしようかとおもったが、樹脂製か金属製か分からない。
エンドキャップが黒いので樹脂製かと思ったが、クリーナーで拭いてもきれいにならない。
紙やすりで削ったら、赤っぽい金属 真鍮か 銅か?
キレイに磨いたので、またそのエンドキャップをはめた。 エンドキャップを差し込む
穴の中もクリーニングした。少しサビが出ている様だったので、薄くグリスを塗っておいた。


残りの古いインナーケーブルをフロントディレーラーから取り外そうとするが、
蓋があり、取り外し方が分からない。

ディーラーマニュアルを見たが、エンドキャップがあるため、蓋が回らない。
蓋の中をケーブルが通って、出口に隙間なくエンドキャップが付いているためだ。
エンドキャップをペンチで横から潰し直して抜いたら、蓋が回った。

その後、新しいインナーケーブルをマニュアルに従って、左レバーを指定の位置にして
ディレーラーをアウターチェーンリングの位置に合わせて、
ケーブル通したケーブルを引っ張りながらネジ固定した後、ケーブル調整ネジを回すが、
何度やってもインジケータ―が合う位置まで動きそうにない。
事前に撮っておいた写真ではインジケーターが合っている。
ディレーラーを思いっきりアウターチェーンリング側に引いた状態で、
インジケーターがほぼ合う位置にしてからケーブルを固定した。

上にある小さいネジがケーブル調整ボルト


ケーブルをぐるっと一周させて、蓋に通してから、元の様に短くカットしてエンドキャップを
嵌めたが、こんなに短くする必要があるのか?

調整済みなので、何とかケーブル接続できたが、最初からだとあのマニュアルみてできる自信がない。
GRXいろいろ難しい。



次はオイル

レバーにファンネルアダプターを付けた漏斗を取り付け、ブレーキピストンを押し戻してからブレーキパッドを外して、黄色いブリード用スペーサーを差し込みパッド軸を通す。
(シマノではファンネルアダプターが不要なロード用の漏斗も販売されている)
外してあるキャリパーに
7㎜レンチやオイルを30ml近く入った注射器をセットし、
ハンドルをディーラーマニュアルに従って傾けて、キャリパー側からオイルを注入。

日曜日はオイル漏れ箇所を確認するために、オイルを注入したが、このときも
マニュアルに従ってエア抜きまでやった。

日曜日もそうだが、最初のキャリパー側に袋をつけて(袋でなくペットボトルを置いた)
自然にエア抜きする工程でホースに出てくるハズの気泡は見ることはなかった

次の、ブレーキレバーを握った状態にするために、ハンドルにレバーを縛りつけては、
一瞬キャリパー側でネジを0.5秒緩める工程を数回やったが、気泡は見えなかった

レバーやケーブルやキャリパーを叩いても、気泡は出て来なかった。

次のブレーキレバーをゆっくり握る工程で4個ぐらい漏斗に気泡が浮いてきただけだった。



後ブレーキ終了



折角なので、前ブレーキのオイル交換
こちらもキャリパーを外して、同じ手順を行った。
エア抜きしたが、こちらは一個も気泡をみることは無かった

でも、左右ともレバーの当たりは堅くなっているので、問題なさそう!?


深夜1時になったので、この日は終了。
手がオイリーであちこち触れたものもオイルが付いた感じ。
部屋に新聞を敷いて作業したが、オイルがこぼれると新聞紙5枚目ぐらいまで染みる。
新聞紙敷いてない所に一度オイルが飛び散った。
(壊れたノートPCがオイルを受け止めてくれて床は無事だった。)



翌日、

キャリパーを緩く取り付けて、ディスクローターのセンター調整を前後とも行った。
センター調整の金具は2種買ったが、楕円でなく、長いのばかり使っている。

先日、やり忘れた 後ブレーキパッドの左右ローテーションも行った。

ハンドルや左レバーをしっかりねじ止め後、
元のバーテープを巻き直して、ハンドルの装備を戻して終了


レバーがこんなに華奢だとは思わなかった。
これからは、できるだけ自転車を倒さないように注意しよう。

でも、バッグを前後に付けた重い自転車は場所によってはスタンドで立てるしかなく、
突然、ハンドルが傾いて良く倒れるんだよね。    ダブルレッグスタンドは・・

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