2023年2月中旬
先日、クロスバイクのメンテ後に試し乗りした時、
左のペダルに全体重乗せてぐいぐい押したら、ギシギシ音がした。
ツールキットの工具でBBを開けられるのかやってみた。
左側から
クランクキャップの様なクランク固定ボルトを外す。
六角レンチがしっくりこなかったので、トルクスレンチで外した。
次にツールキットの中のコッタレスクランク抜きをねじ込んで、
六角レンチを回してクランクを外す。
(ツールキットの中のコッタレス工具も初めて使った。単品で買ったのはあげたのでない)
左ワンにツールキットの工具がはまった。この工具は初めて使った。
緩いので簡単に外れた。 正ネジ
次に右側
同様にクランク固定ボルトを外し、コッタレスクランク抜きでクランクを抜く。
右ワンを外そうとするが、全く回らない。(逆ねじ)
クレ55-6を右ワンの周りにスプレーする。
それでも回らない。
力を入れると工具が外れそうになるので、片手で工具を押さえて、
片手で回す。
10分ぐらいして、オイルが浸みこんだのか
1mmぐらい回った。
この後も時折、1mmぐらい回ることがあり、そのたびにクレ55-6をスプレーする。
10分ぐらいで 5回ぐらい回ったが
それ以上、動かない。
体が暑くなってきたので、1枚脱いだ。
開けるのは諦めようかと、締める方向に回そうとしても1mmぐらいやっと動く感じ。
クレ55-6を 右側からもスプレーする。
しばらくして、開ける方向と締める方向に何度か回そうとしたら
一度に3mmぐらい動くようになって来た。
その後も固いもののなんとか外れた。
右ワン外すのに30分ぐらいかかった。
初めて使った工具が傷だらけになった。
右ワンは金属製だが、左ワンは色や重量から樹脂の様に思える。
左ペダルをぐいぐい押した時、ギシギシ音がしたのは
樹脂の左ワンの軋み音かも知れない。
シマノのコンポーネントのページをみたら、いくつかカートリッジBBが
あった。
BB-UN26以外は金属製に見えた。
カートリッジBB BB-UN26 が入っていた。
右ワンのネジ山の谷部分にサビなのか グリスが固まったものなのか
詰まっている。 それで回らなかった様だ。
ネジ山に沿って、マイナスドライバーでそぎ落とした。
カートリッジ式BBのため、グリスアップできないので、
中まで届くか分からないが、回転部分に狭所オイラーで注油しておいた。
押しつぶされたロードバイクのBBやクランクセットがとってあるので
つくのか試してみる。
チェーンリングの歯数が2個多いぐらいなので、キャパシティも問題なく、
とりあえず、チェーン長も問題なく付いたが、
フロントディレーラーのチェーンガイドにクランクが思いっきり擦れる。
調整ネジを回しても、ダメ。
なので、元のカートリッジBBとクランクセットに戻した。
BB戻す時、ネジ山にグリス塗ったが、右ワンのクリーニングしたので、
スムーズに入った。
前輪HUBのグリスアップもやった。
ハンドルもリング1個分の1cmぐらい下げた。
サドルも水平にし直した。
先日、前輪を逆にしたとき、センター出ているハズなのにブレーキシューが擦れたので、
センター確認もした。0.5mmぐらいずれているが問題ないレベル
シフトチェンジがうまく出来なくなったので、フロントディレーラーの調整をやり直す。
この後、2時間ぐらいずっと家の中で調整しては、家の周りを走って、
寒いので家の中に戻ることを何度も繰り返していた。
シフトチェンジ出来るようになっても、実際に乗ってみると
シフトチェンジしなくなる。だいたいはアウターへチェンジしない。
チェーンにかかるテンションが実走では増えるのでチェンジしない様だ。
今日は、ダイヤル回してケーブルテンションを変えても、うまくいかない。
テンション上げ過ぎると、シフトレバーがとても重くなり、指が痛い。
ギヤの歯から1~3mmでなく、まだ5mmぐらい上だったので、
またフロントディレーラーを下げて、ワイヤの張りを調整したり
チェーンガイドの割れて曲がった箇所を伸ばしたり、押したり、折り曲げたり、
チェーンガイドが曲がっているかと、ラジオペンチで挟んでみたりした。
一度、公園で、チェーンが、チェーンリングとチェーンガードの間に落ちて、
クランクが回らなくなった。外すのが大変で、手が真っ黒になった。
アウターとチェーンガイド外プレートの隙間が0~0.5mmのところを5mmぐらいあり外に落ちた。
しっかり調整しないと危険だ。
平行ではないかもしれないが、チェーンガイドの傾きを僅かに変えてみて、
シフトチェンジ出来るようになった。
数日後、このBBではないが、カートリッジ式BBを分解してグリスアップしているのをyoutubeで見た。