700Cホイールメンテナンス

スポンサーリンク

2025年9月中旬

 後輪を650Bホイールに戻し、前後とも650Bになった。
 
 ふたたび、しばらく使わなくなる自転車に元々ついていた700Cホイールをメンテナンスすることにした。

まず、後輪ハブのグリスアップ

 17/18/19/20のコーンレンチでナットを緩めて、軸を抜いた。
 (工具セットの13/14/15/16のコーンレンチではスルーアクスルハブになってから小さくて使えない)

 ブレーキローター側には、14個ボールベアリングが入っていた。

 フリーホイールボディ側には、小さめのボールベアリングが16個入っていた。

 フリーホイールボディ側でボールベアリングを押さえつけているのは
 金属性でなく、たぶん樹脂製だった。

 

ブレーキローター側の16個のボールベアリングを押さえているのは横の金属製ナット。 フリーボディ側は、軸に通してある樹脂製のリングが押さえつけていた


フリーハブボディは、以前 クイックリリースのホイールの時にはずしたことがある。
大きな六角レンチで外れたが、
これは、六角の箇所がない。カニ目の様な工具が必要な様だ。 

フリーホイールボディ側
ブレーキローター側

グリスをつけてからボールベアリングを並べて、軸を戻した。
分解前に回転するときの感覚を記憶したので、玉押しの感じが
ゴリゴリすることもなく、軸がガタガタすることもないようになるまで
4回~5回 ナットを締め直して調整した。


次は振れ取り

後輪はサイクリング中に車輪を見たとき、横ブレを確認していた。

まず、センターゲージを当てて確認。
両側にあてるがセンターがずれている。
片側でセンターゲージを縦と横に当てるだけでもずれている。

ニップル回しで大体センターが出るまで調整した。
センターが出てないと、振れ取り時に、横振れを確認しても、左右どっちへ
リムを移動させたらいいかわかない。

(工具セットにニップル回しは4個入っていたが、1番小さいの合うが少し大きい気がするので
結局、後から買ったのニップル回しを使っている。)


その後、クイックリリースで固定するタイプの振れ取り台に載せる。
このとき、スルーアクスルをクイックリリースに変換する棒を通してから
前または後ろ用のクイックリリースで固定。

横ブレをとってから、縦ブレをとった。
縦ブレはほとんどなかった。 
縦ブレとると横ブレが発生したりして難しいのでブレが少なくてよかった。

ニップル回しで回すとき、回らずスポークがねじれてパキンと音がするのが怖いので、
指でスポークを押さえるが、スポークを押さえる工具が欲しい。

リムテープはチューブレスレディ用をつけてあるので、リムもテープもタイヤもチューブレス対応なので、シーラント入れれてチューブレス用バルブをつければいつでもチューブレスにできる。



前輪ホール
 前輪はクリーニング前に写真を撮ったが、後輪同様にグリスは残っていた。
 2021年2月に買った自転車で数ヶ月使った後は650Bホイールを組んで使っていて、
 たまに使ったのと、自転車旅で数ヶ月使ったぐらいなので、グリスはそれほど汚れていなかった。


前輪は 片側16個のボールベアリング、
球をおさえる部分を拭いた時、ゴムパッキンが弛んで出てきた。 
後輪のブレーキローター側も同じ色と形なので入っていたようだ。

玉押さえ部分の中央が黒いのはゴムパッキングが入っていた。

玉押し調整は後輪で何度も繰り返したが、
ベアリングに当たる側のナットの玉押しがいい感じになってから、
共締め後は、いい感じだったのがベアリングにゴリゴリ当たる感じになってしまうことが
多い。
コーンレンチ2本をダブルナットにつけて逆方向に同時に締めたのが悪かったか?

後輪で慣れたので、前輪ではベアリングに緩めに当ててから共締めした。

一般的なダブルナットの締め方を調べると1個目のナットを締めて、2個目も締めて
最後に1個目を緩めることで緩み止めになると書いてある。同時に逆方向に締めない様だ。



前輪は僅かにずれていたセンターを調整後に、僅かな振れをとった。

にほんブログ村 自転車ブログ 自転車走行日記へ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました