2022年11月下旬
先日、ペダルのアダプターが折れたので、 前に使っていたペダルをつけて
サイクリングしてきた。
折れたペダルはメンテナンスフリーだったので、4年前からペダルのグリスアップしたことなかった。
ペダルを弾くと恐ろしく回り続けるペダルだ。
前のペダルはママチャリにつけて、屋根がある屋外に置いてた。
雨風が吹き込むためか、アルミの色がくすんでいた。
2種類のみがき剤で磨いたが、あまりピカピカにならなかった。
久しぶりに、グリスアップしてみた。
グリスはかなり前から使っているが、タップリ入っているので
まだ半分ぐらいしか消費できていない。
グリスアップ後、ペダルキャップには、中強度のネジ緩み止めを少しだけ塗ってから閉めた。
新旧のペダルとも片側のペダルキャップが走行中に外れて紛失し、
ペダルキャップだけメーカーサイトで買い直しているからだ。
翌日、ママチャリにつけた9年前に息子に買ったブリヂストンのクロスバイクについていた
ペダルのメンテナンスしたことないので、グリスアップして、磨くことにした。
ゴムキャップを開けて最初のナットは外れたが、
穴が小さくてレンチソケットが入らず、球押しナットを外せない。
マイナスドライバーを挿して、球押しナットが回らない様に押さえてから、軸の根元を
ペダルレンチで回して、やっと外れた。
グリスは切れてなかったが、黒い。
ベアリングを取り出して、掃除した。
きのうグリスアップしたMKSペダルは大きなボールベアリングが9個ずつ
入っていたが、 このペダルは小さなのが13個づつ入っていた。
作業が終わり、
もう一方のペダルもドライバーを挿して球押しナットが動かない様にしようとしたが、
出来ない。
いろいろな工具や複数の工具挿しなどしてもダメで、最後に使った工具で
何とか動かなくなり、外せた。
ボールベアリングを全部出した後、数えたら1個足りない。
どこかに転がったのかと、1.5m四方に置いてある工具などをよけたり整理したり、
自分のズボンにくっついてないかと探しててもない。
ペダルの中にくっついてないか、ライトを照らして中をみたり、
ドライバーをつっこんでグルグルすることを2回はやった。
30分程探したが、見つからない。
最後、再びペダルの中に今度はペダル軸をさしたら、軸の先について出て来た。
小さいボールベアリングは厄介だ。
こんなにボールベアリングを探したのは、数十年ぶり
以前クラシックカメラに凝っていた頃、フォクトレンダーのビテッサLという
ギミックなカメラを所有していたことがあった。
シャッターボタンで観音扉が開きレンズが前に出て、プランジャーという長い棒が飛び出す。
シャッター切った後、プランジャーでフィルムの巻き上げとシャッターチャージが同時にできる当時としては画期的な作りだった。
なぜか一部分解したことがあり、グリスなど使われてないベアリングが床に落ちて跳ねてどこかに行ってしまい、
夜中に部屋中探しまわった。
シャッターボタンを押す縦方向の力をレンズの横のシャッターへ力を伝達するために
ボールベアリングが使用されていた。
球当たり調整して、ペダル磨いて終了
このペダルは反射板がネジ止めされていたが、走行中に4つとも落下して紛失。
次に粘着剤の反射板を買ってつけたが、これも紛失。
最後、ネジ止めの反射板を買ってつけ直したが、再び落下して、今は何もついていない。
今、高強度タイプのネジ緩み止めも家にあるので、またネジ止めの反射板買おうかな。
MKSの保守パーツ販売のページを見にいったら、キャップ以外にも
ボールペアリングやボルトなどいろいろ販売されるようになっていた。
折れたペダルも気が変わって使うかもしれないので、磨いておくことにした。
アーレンキーでボルトを外して、隅々まで磨いた。
アーレンキーで緩み始める瞬間までがかなり固く締められていたので、
ボルトを締めるときは、6角ビットソケットをつけたトルクレンチを使った。
どの程度のトルクが必要か分からないが、とりあえず4N・mで締めたが、強すぎる感じ
2N・mぐらいを設定しようとしたが、 このトルクレンチは3N・mが最低の設定値だった。
ネジをなめそうになった。
プレートを外すと掃除しやすいが、それほどキレイにもならなかったので、
もう1個のペダルはプレートを外さず掃除した。