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メンテナンス

リムテープ貼り替え、タイヤ裏側、シーラント漏れ再修理

投稿日:2024年12月1日 更新日:

2024年11月下旬

チューブレスレディの650Bホイールの前輪はリムテープ貼ってから3年以上経過したため
貼り替えることにした。

まず、タイヤを外してみた。
ほぼ透明になったシーラント液をシリンジで35ml吸い取った。
シーラントのラテックスが固まって、タイヤの裏にへばりついているが、
左に丸い箇所がある。
後輪タイヤ交換後に、前輪タイヤでも初めてシーラント漏れが発生したとき、
ルーペで裏を見ても全く穴は分からないし
表側も穴は無く、よーく見ると僅かな傷らしきものがあるかなという程度だったので、
裏側に3種類の接着剤を3層に塗りこんでも、漏れた箇所であることを思い出した。
接着剤は薄く固まって茶色に変色していたが、剥がすことが出来た。


リムテープを剥がして、wtb純正の28mmテープを1重巻きで張り付けた。
純正テープは残り1本分になった。

ソリッドストリップに異常はなく、剥がしたリムテープを確認したが、裏側が黒くなっている箇所が
一カ所あった。 

ストーブの角に来ているテープ箇所だけ黒くなっていた。


センターゲージでセンター確認した。 
片面確認後の反対側で0.3~0.5mmぐらいゲージに隙間が
出来た程度なので問題なしとした。







グラベルキングSSタンカラー新品、 外したBOKEN PLUS、 WTB adventure新品
のタイヤ裏のケーシングを比べてみた。

どれも斜めの狭い溝が沢山見えて、その横糸なのか幅の広い線がみえる。
左:グラベルキング、 中:Boken、 右:WTB


幅広線の間隔
 グラベルキング 6mm
 BOKEN    10mm
 WTB      8mm

中のBOKENはシーラントを落としきれなかったので、溝に残っている箇所がある。
他より溝の段差がある。

グラベルキングとwtbは遠目には溝が見えるが、拡大すると分かりにくく
なにか薄い保持層があるのかもしれない。




溝が1cm毎に何本あるか
 グラベルキング 23本ぐらいありそう
 boken  10本ぐらいありそう
 wtb   12本ぐらいありそう


BOKENにへばりついた1mm程度のシーラント片を爪先で取ろうとしたが、とれないので
毛抜きで引っ張ったら、糸だった。

糸は細い繊維が何本も束ねられていた。
この箇所はシーラント漏れが発生した箇所

糸はナイロン釣り糸の様な1本の糸かと思っていたが、
こんな糸なら、糸の中を液体が伝わるかもと思った。
ただ、黒い部分に液体が浸透するとは信じ難い。

自転車タイヤのケーシングは30から330TPIの範囲の様だ。
パナレーサーやIRCのページのスペック表にTPIの項目がなかった。
wtb ventureは単層60TPI。
細い繊維の本数がTPIなのかと思ったが、
チャットGPTに聞くと、TPIは1インチあたりの繊維の束()の本数らしい。


後輪にプラグの後、最後にパッチを貼ってもシーラントが漏れたが、
おおきいのを貼れば大丈夫かなと、テント修理に買った防水補修テープを
狭い溝と並行に貼ってみた。
貼る前にシーラントを指で少し剥がして、その後洗剤つけたブラシでこすっても
パーツクリーナースプレーを吹き付けても剥がれなかったので、
諦めて、貼った。
シールがタイヤに密着してない部分があるので、後から周りにゴム糊を塗った。
これを3か所に対して行った。
漏れ箇所は3個あり、2個目と3個目の表側のタイヤを縦や横に山折りにすると
直径2mmや1mmの穴が目視できた。 1個目は目では見えない。
裏側には3個とも穴は確認できない。
2個目と3個目は糸が確認できた。



3年前に動画でチューブレスリムテープを巻いた後、タイヤにチューブを入れて最大空気圧まで膨らませて一晩おくとテープがリムによく密着するといっているのを見たので、
いつもやる。
防水補修テープもタイヤに密着してくれるかもしれない。

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