荒川自転車道で主に埼玉方面へ クロモリロードバイクで走行

ちゃりログ




メンテナンス

前後ホイールのリム入れ替え/組み直し中、スポーク2本買って来た

投稿日:

2023年2月上旬

 クロスバイクの前輪のブレーキシューが当たるリムの溝が消えている。
タイヤは後輪が減りやすいが、リムブレーキのリムは前輪が減りやすい。

今回、タイヤ、チェーン、ディレーラーガード、ディレーラーハンガーを
購入して、延命させているクロスバイク。

多分のあの溝が見えなくなったら、寿命が来たことを示すインジケーターと思われる。
寿命が近い自転車に、ホイールまで買いたくない。

後輪はしっかり溝が残っている。
(はっきり覚えてなく、自分は交換作業してないが、
何かあって車輪を交換してたのはこの自転車ではなかったか)


後輪なら摩耗が少ないから、前後のリムを入れ替えた方が寿命が延びる。
だが、かなり面倒な作業だ。

このホイールは自分が半年乗っている間は問題無かったが、
その後、息子が乗る様になってしばらくすると、全部のニップルが
緩んで、スポークがグニャグニャになったので何度も締め直した。
そのためか、よくスポークが折れて、買ってきて取り換えた。
3回ぐらいはホームセンターに買いに行き、1度に数本から5本ぐらい買って来たが
全部使い切ったので、前後で10本は交換していると思う。 
種類は多くないので、全部同じ長さ。

あまりに何度も緩むので、中強度の緩み止めをスポークネジに塗ってしまった。

それでも、しばらくすると緩むスポークもあった。

その後、センターゲージや振れ取り台を買ったときに、ロードバイクのホイールを
振れ取りする前に、クロスバイクのホイールを練習に振れ取りをしてみた。
全部のニップルを緩めてからやった。
緩み止めを塗ったためにとてもニップルを回しにくく、ニップル回しがなめるので、
マイナスドライバーも使った。

振れ取り後、ニップルが緩むことは無くなった。


緩み止めが残っていて、ニップルが緩みにくそうなのもありそうで、
かなり面倒そうだ。


数日考えたが、どうせ暇なので、入れ替えることにした。

タイヤとチューブとリムテープを外す。


リム壁厚み測定

直径2mmのアルミ線を数センチの長さで2本カットして、
リムの内側と外側に当てて、ノギスで計測した結果から、4mmを差し引いて
リムの厚みとした。

左右4か所計測した結果
 
 前ホイールのリム壁の厚み(mm)
    0.8  0.7
    0.8  0.7
    1.2  0.8
    0.9  0.8

 溝が見える後輪ホイールの方は1.2mmはあった。

0.5~0.7mmになると破断する可能性があるらしい。



ホイール分解

全部のスポークを外す。 
最初、電動ドライバーにマイナスドライバをつけて外し始めたが
サビもありやはりニップルが回らないのがある。
 
普通のドライバーで力入れたら、スポークがねじれたのか、首が飛んだ。
その為、クリーナーをニップルの前後にスプレーして、ニップルを回す時
スポークがねじれそうと思ったら、ペンチでスポークを押さえた。

リムブレーキなので前輪左右のスポークは同じ長さのハズで、
後輪はスプロケット側が短いハズだが、交換したスポークも含まれているので、
長さを確認して、長いのや短いのを振り分けた。

スポークをクリーナーで拭いた。 ニップルに緩み止めが残っているといけないので
スプレーを穴に吹きかけた。

溝が消えた前輪リム。 32スポーク





前輪ホイール組み

まず、前輪から始める。 前輪は、あまり使われないと言われる逆JIS組だった。

逆JIS組み(右が進行方向)。ハブの内と外からでるスポークを外と内から出る様、全部逆に入れ替えるとJIS組みになる。


JIS組にするかイタリアン組にするか考えたが、一応スポーツバイクなのでイタリアン組
にすることにした。
前輪ディスクブレーキなら左側のスポークに強い張力が加わるが、
リムブレーキなので左右均等に加わるハズなので、組み方は対称形の方がいいと思った。
JISは左右非対称だが、イタリアンは左右対称で、ひっくり返すと逆イタリアン組に
なってしまうので、クイックリリースを挿す方向を間違えないように注意しないといけない。
なお、JIS(逆JIS)はひっくり返しても、JIS(逆JIS)のまま変わらない。

久しぶりなので、本ブログ内のホイール組みの記事を確認し、
前回見たホイール組みのYoutube動画をまた見直した。

スポークネジにはグリースを塗った。

0時過ぎ迄かけて、前後組んだが、後輪は1本スポークが折れて足りないので、寝た。




翌朝、前輪の振れ取りをやった。



スポークを買いに

午後、折れたスポークを持って、スポークを探しに行く。
昔は近所のホームセンターのビバホームで買っていたが、
自転車売り場が移動してからスポークは無くなっていた。

ネット情報によると、サイクルベースあさひ や スーパービバホームで売っているらしい。

自転車で向かう途中にスーパーマーケットの自転車屋に寄ってみたが、
売ってない。
サイクルベースあさひでは、修理スペースにある在庫を確認してくれた。
15番のスポークを買いに行ったが、その長さは14番しかなかった。
2本買った。 
メニュー表に スポークの価格設定が無いと言ったが、1本55円だった。
(昔、ビバホームでは56円でニップル付きだった)

赤羽に行ったが、ここで買えなかったら、荒川渡って蕨のスーパービバホーム
に行くつもりだった。(ビバホームのHPではホントかウソか1本300円ぐらいだった)

買って来たのは、星スポーク♯14 、 ついているのはメーカー不明の♯15のハズ
(昔ビバホームで買って来たスポークに貼ってある札に♯15と書いてあった)
直径2.0mm と 1.8mm は見た目でも、ノギスで測っても分かりにくいぐらい。
太くなって丈夫になったか

#14と#15のニップル回しは共通サイズが使えるが、
星ニップルのカタログで♯14と♯15は別なので、ネジ穴の大きさはきっと違うのだろう。
ニップルは付いてなかったので、多分♯15の前のニップルを使ったが、普通にネジ込めた。
デジタルシックゲージで計測しても、折れたスポークは1.94~1.98mmぐらいの表示がでる。
♯15なら1.8xmmぐらいが出て欲しいのだが、 前のも♯14なのか?




後輪ホイール組み

後輪は元のイタリアンで組んで、振れ取りを始めたら、 スポークの首が1本飛んで
2本買って来たスポークを使い切った。
後輪は通常、スプロケット側のスポークテンションをかなり強めにしないとセンターが出ないので
使い古したスポークでは首が飛んだ様だ。

横ブレを取る時、強く締める前に、反対側を緩めることで、強くテンション掛け過ぎないようにした。


横ブレや縦ブレとっては、振れ取り台から降ろし、クイックリリースを抜いて、
センターゲージを当ててセンター確認して、ずれてたらセンター調整を何度が繰り返す。
やっぱり、縦ブレを取るのは難しい。

その後は、スポークが折れることなく振れ取りが終わった。


スポークテンションメーターは使わなかった。
だいたい手でスポーク2本をつまんだ時のたわみ具合で分かる。



前後とも最初にセンター調整までして、振れ取り台に乗せた時、
振れの幅が5cmぐらいあった。 
(新品でないパーツで組んだのは初めてだが、新品で組んだ時、こんなに振れたかな?)




後輪には、なぜか、かなり太いチューブが入っていた。売れ残ったチューブでも入れたのか?
前輪のタイヤは シュワルベのMarathonがついていて、ほとんど摩耗がない。
マラソンは聞いたことあるし、買ったパナレーサーのタイヤよりいいタイヤではないかと
後輪につけた。
前輪の方に太過ぎるチューブを入れた。 
タイヤ内に納めにくく、空気を入れる前に挟まれてないか良くチェックした。

左端:太すぎるチューブ、 右端:26x1.5タイヤ
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