2021年2月上旬〜中旬
Odo51,435kmでラレーCRFがお釈迦になり、まだ賠償額もわかってないが次を検討することにした。
このころ100kmぐらいしか走ってない中古のラレーCRFの2018年モデルがメルカリで11万円で出ていて一瞬即買おうかと思ったが、自転車旅用途にはやっぱり不満もあったのでやめた。
不満
・重い荷物で更に雨中では、リムブレーキはとても効きが悪く危険。
・タイヤが28Cまでしか履けなかった。 損傷しやすくパンクもしやすい。
砂利道を走らなければならない時、重い荷物だとパンクが心配だった。
・センタースタンドをつけた時、28Cタイヤだと干渉して、タイヤの空気を少し抜かないと後輪ホイールを取り外し出来なかった。
・センタースタンドの台座はないのでチェーンステイを挟み込んでボルトを締めたが、とても狭い場所なのでボルトを締めるのが大変。
・何度ボルト締め直してもセンタースタンドが走行中に必ず少しずれてしまい、折りたたんだスタンドに僅かに足をかする感触や音が気になった。
・もともと11-28Tだが、リアディレーラーをSSからGSに交換しても、11−32Tまでしかつけられなかったので、ギヤ比1以上で重い荷物だと勾配8%程度が続くと登るのが困難だった。
以下はダボ穴がないことと取り付けられるキャリアが一択ぐらいしかないことで起因した
・取り付けられるキャリアを探して、前後にキャリアをつけられるようにするのが大変だった。
・リアキャリアはサドルポストにクランプしたが、パニアバッグを乗せたら一度外れて重い荷物でキャリアの前が持ち上がってしまい、元に戻すのがとても大変だった。
・リアキャリアはクリップをシートステイにつけて、蝶ナットで工具を使わず
かんたんに外せる様にしたが、蝶ナットが落ちてキャリアを固定できなくなった。
・フロントキャリアにパニアバッグを引っ掛けると位置が高く
フロントバッグを外さないと、中身を取り出せなかった。
フロントバッグを先につけると、パニアバッグをキャリアに引っ掛けられなかった。
バッグの位置が高いので重心も高くなる。
最近の自転車を調べるとグラベルロードというのが人気のようだ。
タイヤが太く、 ディスクブレーキ、 ギヤ比も小さく
ダボ穴がたくさんあり沢山荷物積んで、砂利(GRAVEL)道などのオフロードも長距離走れる。
重量
アルミは乗り心地が悪いイメージがあるので、重くてもクロモリ自転車を調査した。
探し始めるが、重量が11kg〜13kgぐらいと重めのばかり
ロードバイクが9.0kgだったのでとても重そうに思える。
比較的軽いのは9kg台のGIOSのNature GRX600だった。
GIOS も BASSOも同じ代理店のためか構成が似ている。
フロントシングルもカッコいい感じがするし、油圧ディスクブレーキだし最初これでいいかと思った。
ホイールとタイヤ
他の自転車を調べているうちに、チューブレスレディでないホイールが気になりだした。 チューブレスで使ったことないので一度使ってみたいので最初から対応ホイールがついている方が出費が少なくて済む。
WTBのチューブレスレディのリムがついたのがいくつかあった。
700C や 650B のサイズがある。
25Cと28Cの新品タイヤがまだ4本も残っているので700Cを考えた。
今のホイールのリム内幅はC15だが、WH−RS171でもC19、 WTBのi23は内幅23mmを表すようだ。
リム内幅×1.4〜2.4がタイヤ幅 とした場合、25Cタイヤは難しい。
それなら在庫のタイヤを使うのはあきらめて、ロードプラス規格の太いタイヤがついているかつけられるホイールがいいかなと考えたが、 650Bのホイールでないといけない。
タイヤの値段も調べたら650B 47Cのロードプラスタイヤ 1本7800円と結構なお値段。最初からこのタイヤがついているのは良い。
ディスクブレーキ
急勾配の下り坂だと手が疲れるし、老化が進んで握力が低下していきそうなので、ディスクブレーキにするなら力がいらない油圧式が良さそうだ。
ただ、オイル交換のメンテナンス時、専用工具など必要なようだし、ホイールを外して、スペーサーを挟む前にブレーキレバーを強く握ってしまうとパッドが戻らなくなるらしく、パッド間を押し開くためにひと手間かかる。
毎年オイル交換は必要なさそうだが、それでも数年毎に費用がかかる。
メカニカルならリムブレーキと力加減は変わらないようだが、雨の日でも効くしメンテナンスが簡単で軽量でブラケットが小さく握りやすいメリットもある。
ブレーキキャリパーだけ油圧のTRPの製品が1個1万円以上で売っているので、ケーブルはそのままに、そこだけ交換する手もある。breezerバイクにはそれがついている。
ただ、油の量が少ないので、オイルの劣化が早いデメリットもあるようだ。
スルーアクスル
クイックリリースからスルーアクスルになると強度やずれがなく固定できるメリットがあるようだが、今使っているものが使えなくなる。
スタンド、 ローラー台(現行品はスルーアクスル対応)、センターゲージ、
振れ取り台?、輪行時のエンド金具など
フロントシングル
フロントシングルでリアにでかいギヤがついているもの良いような気がする。
フロントでギヤチェンジ時にチェーンが落ちたことが何度かあったが、そんなことはなくなるし、ギヤを選択する必要もないし、軽量化できて 掃除も楽そう。
今まで坂道で フロント34T、リア28Tか32Tなので ギヤ比が1以上になっている。
フロントシングルのは フロント40T、リア42Tが多かったのでギヤ比 0.95
壊れた自転車にリア36T近くがついたのに相当し、今より上りが楽になる。
フロントダブルで フロント30Tがついていて、リア36Tならギヤ比 0.83
壊れた自転車に リア41T近くがついたのに相当するのが魅力だ。
高速側のギヤ比は、壊れた自転車で12T近くの換算になるが、11Tを使うことはめったに無いので問題なさそう。
製品 | RENEGADE S3 | ROVE ST DL | doppler pro | jari2.3 | nature | MITO | terra | NICASIO+ |
メーカー | JAMIS (米) | KONA (加) | BREEZER (米) | FUJI (米) | GIOS (伊) | GIOS (伊) | BASSO (伊) | MARIN (米) |
メインコンポ | シマノGRX400 | SRAM Rival 1 | シマノTiagra | シマノSora | シマノGRX600 | シマノGRX400 | シマノGRX600 | - |
フロント | 46/30T | シングル40T | 48/32T | 46/30T | シングル40T | 48/32T | シングル40T | シングル 42T |
リア | 11−36T 10s | 11−42T 11s | 11−34T 10s | 12−36T 9s | 11-42T 11s | 11−34T 10s | 11−42T 11s | 11-46T 9s |
ホイール タイヤ | WTB ST 700×37C チューブレスレディリム TCSでないRIDDLERタイヤ | WTB KOM light 650B×47C チューブレスレディ | WTB ST light 650B×47C チューブレスレディ | WTB SX19 クイックリリース 700×38C | WH-RS171 700×38C | ALEX GD-26 700×38C | WH-RS171 700×38C | MARIN 650Bx47C |
ブレーキ | 油圧 | メカ | ワイヤー引き油圧キャリパー | メカ | 油圧 | 油圧 | 油圧 | メカ |
重量 | 11kg 自転車店54size実測11.58kg | 非公表 11㎏前後? | 代理店52size実測 12.48 kg | 12.9kg | 9.4kg | 11.5kg | 10.3㎏ | 12.9kg |
税込価格 | 203,500 | 178,200 | 184,800 | 129,800 | 217,800 | 173,800 | 217,800 | 108,900 |
いろいろ検討して、自分が理想とするのが税抜き20万円以下の2021年モデルにない。
RenegadeS3のギヤは高速側も低速側も自分にちょうどいい。一番小さいサイズにしか650Bホイールがついてない。ついてればこれ買うのだが
それに、コロナの影響で世界的に自転車が見直しされて、パーツがなく自転車作れないのか 自分に合うサイズが残ってない。
youtubeで元競輪選手が対応身長が重なっていれば小さいサイズを買った方がサドルも高くできてかっこいいし、小さくはできないが、大きくはできると勧めてはいた。
どこまでの小ささなら許容できるか分からない。
Kona Rove ST DLは コスパ高く、毎年人気ですぐ売れ切れてるが、高速側のギヤ比とメカニカルディスクブレーキがどうなのかな。
センタースタンドはつけられそうだ。
Jariのアルミのは色々あるが、クロモリは1機種だけで、いろいろ希望と異なる。
natureやterraはチューブレスレディホイールがついてない。
Doppler PROは比較項目毎には物足りないが、全て最低限の希望はおさえている。
チェーンステイがとても長く、センタースタンドもかんたんにつけられそうだ。
もし右STIレバーが壊れても、同じ10sなので壊れた自転車のが使える。(まだ買って2年半ぐらい)
2020年モデルも在庫があったりする。人気ないのか
breezer は2018年モデルから日本進出したらしいので知名度がないのか
情報も少ない。
泥除けがついている2018年モデルの重量がフリマサイトに13.23kgと書いてあったが、2021年モデルの重量が分からない。
自転車屋に問い合わせしたらメーカー非公表なので推定値12.5〜13kg
代理店に問い合わせしたら52cmサイズが実測 12.48kg
(代理店にはジオメトリーの数値にミスがある箇所を教えてあげた。
股下に影響する長さ(Standover)が49cmサイズと51㎝サイズで入れ替わっていたらしい。 Breezerの米国サイトも見に行ったが、この項目はn/a。日本の代理店が計測したのか)
renegadeS3と ROVE ST DL と Doppler PRO で心が何度も何度も揺れ動くが、ROVEはメーカー完売なので、ロードプラスのタイヤ使ってみたいとなるとDopplerか
renegadeS3のホイール、タイヤを+5万円で替える手もある。
WTBのホイール探したが、リムしか売ってない。自転車屋に言われた様にリム、ハブ、スポーク買ってホイール手組することも考えたが、スポーク長をうまく選べるかわからないし、スルーアクスル対応のセンターゲージ持ってないし、それほど安くできそうにない。
完組のグラベルホイールもあまりない。
fulcrum Rapid Red 5 DB があった。
Doppler PRO のギヤをrenegadeS3と同じにするためスプロケット、チェーンリング、リアディレーラーを替えたら+2万円ぐらいか
9kgのロードバイクにいろいろつけて15kgになったのに乗ってたが、本体が12.5kgあると18.5kgになってしまう。
11.5kgなら17.5kgになるがそれほど変わらないか?