2023年2月上旬
先日、クロスバイクに10kmぐらい乗ってみた時、前ブレーキレバーはかなり軽く引けるが、
後ブレーキレバーの引きが重く感じられた。
後ろはケーブル長が長いから、アウターケーブルとインナーケーブルの間の摩擦が
多いのかもしれない。
ブレーキシュー交換などにより調整が必要になり、
何度もワイヤーを締め直したことがあり、インナーワイヤーの中の1本が切れている。
インナーケーブルの伸びだけ考えて、調整ダイヤルは目いっぱい閉め切って
ブレーキシューとリムの間隔をインナーワイヤーを固定する箇所で調整しておいたが、
ブレーキシュー交換などを考えて、ワイヤー固定は余裕を持たせて、調整ダイヤルで
間隔を調整しておけば、何度も緩めたり締めたりしてケーブルが切断することはなかったな。
アウターケーブルをクリーニングすることにした。
インナーワイヤーの切れた1本が跳ねているので、抜くときか戻す時にアウターケーブル内で
引っかかるといけないので、ニッパーでカットしてから抜いた。
抜くとき、一度引きにくくなった。
アウターケーブル内にパーツクリーナーを噴射すると、反対側から真っ黒になったクリーナー
液が出て来た。
インナーワイヤーにグリスを塗ってから、ケーブルを差し込むと、反対側から
カールした状態で7cmぐらいの切れたワイヤーが最初に押し出されてきた。
ケーブルを抜く時に切れたのか?
とりあえず、ワイヤーを固定して、ブレーキを引いてみるが
それほど軽くない。
レバー側でインナーケーブルの1本がたるんでいるのが見えた。
インナーケーブルを入れる時に、ほつれた髭が引っかかった様で、タイコのところまで
1本だけ全体が緩くなってしまった。
切れた1本を短くカットするだけでなく、半田づけしておけばよかった。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1529.jpg)
仕方ないので、新品ケーブルに交換することにした。
ブレーキケーブルは2本買い置きがあった。
1本は2016年購入の両側に形状がことなるタイコがついたもので、
1本は2018年購入のロードバイク用なので、もう使える自転車が家にない。
ブレーキケーブルは前のロードバイクについていたリアのインナーケーブルが
ステンレス製でないのか錆びたので、それを交換したぐらいだ。
シフトケーブルより太いので、滅多に切れることは無い。
(ママチャリのアウターケーブルが劣化してひび割れや破損でインナーケーブルが錆びたので
交換したことはある。)
新品ワイヤーに交換したら、レバーの引きがとても軽くなった。
もっと軽くならないかと、Vブレーキを外してみた。
抜く時、ジャリジャリする。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1528.jpg)
油と埃が固まったのを落とし、
ブレーキの軸と内側やその他の回転する箇所をクリーニングして、
軸にグリスを塗って戻した。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/02/DSC_1527.jpg)
その後、回転する箇所に注油
更に僅かに、軽くなった。 様な気がした。