2023年4月中旬
自転車旅のとき、コーヒードリッパー、ミル、円錐紙フィルター、コーヒー豆を持って行き
キャンプ場や公園でコーヒードリップした。
さすがにコーヒー粉に細いお湯を落とすためだけに、ドリップポットは持っていけない。
そのため、急須スキッター を買った。
本来は急須の注ぎ口に差し込んで使うものだが、
小鍋でお湯を沸かして、鍋の角にスキッターを置いて、スキッターが落ちない様に蓋をして使った。
ひとつ前の記事を書く時に、スキッターという単語を使ったので、amazonの商品を記事に載せた。
その時、急須スキッター以外にシェラカップで使える注ぎ口商品が出て来た。
急須スキッターは2個入りで安くていいのだが、シェラカップで使うことはできない。
鍋で使うときは蓋を手で押さえたので、両手が塞がった。
急須スキッターをシェラカップでも使える様に改造することにした。
スキッターにドリルで1.5mmの穴を開けた。
文章は1行だが、万力で固定して、ポンチ、ドリルの歯を3種類使ったり、細いやすりを2種類ドリルに挿して使ったり、6本組ドライバーセットの先が尖ったのでグリグリしたりして、
たった1個の穴開けるのに1時間以上かかった。 0.4mmと薄いのに硬い。
盆栽用の1.5mmのアルミ線を穴に挿して、どんな形状にすれば固定できて細く垂らせるか
試行した。
スキッターが縁に密着しないとうまく流れない。
針金とスキッターの間隔も難しい。
狭くても針金からスキッターに流れて細くなったり、中途半端な間隔だと
針金からも垂れたりした。
結局、間隔を離した。
最終的にはやはりステンレスが安全だと思い、ホームセンターに買いに行こうと思ったが、
確かあったはずだと家の中を何度か探して
直径0.9mmのステンレス線を見つけ出した。
ちょっと細い気もするが、
これを穴に通して、ステンレス線を曲げて縁に掛けられる形状にした。
スキッターがピッタリ縁に付かないと、別の箇所から駄々洩れする。
いろいろ角度調整とかして完成した。
慎重に傾ければ、点滴もできる。
今後アウトドアでシェラカップで水を沸騰させて、少し冷ましてそのままドリップすることができるようになる。
クッカーの小鍋にもつけてみる。 やはり横につけると駄々洩れする。
角だとシェラカップと形状が異なるので、針金の形を再調整する必要があった。
両手を使うが、箸を1本、鍋の縁に当てて、箸をつたって細いお湯を落としたこともあった。
先日買ったニトリのコーヒードリップカップはこれらと比べるとかなり優秀で、
点滴もできるし、細く出せるし、落ちる流れは乱れなく安定しているし、切れも良い。
旅の最初の頃に入れたコーヒーはとてもぬるかった。
チタンは熱伝導率が低く、保温性もあるらしいが、薄いマグカップのせいかもしれない。
ドリップ前にカップをお湯で温めたり、 マグカップを弱火のバーナーの上に置いてドリップしたこともあった。(ダブルウォールでないので火にもかけられる)