2023年6月中旬
自分は1階でハンドドリップでコーヒーを淹れている。
1日一回だったが、4月にコーヒー生豆を片手鍋焙煎するようになってから3~5回入れている。
パートナーは2階で全自動コーヒーメーカーで朝2杯分をいれる。
(一階に移動する前は、これで作ったのを自分も飲んでいた)
豆を挽いてドリップする全自動コーヒーメーカーは3台目。
今はパナソニックの NC-A55。 これの前もパナソニックのNC-A54だったか?
現在の最新モデルはNC-A57。
昔はあまり全自動製品なかったが、最近は増えている。
先週からコーヒー豆を挽き終わっても、ミルが止まらなくなったらしい。
2014年購入なので9年近く毎日動いている。
それでも、停止ボタンを押して、コーヒー粉から入れるボタンを押して再稼働させれば淹れられる。
ネットで ”パナソニック コーヒーメーカー ミルが止まらない” を検索すると
いくつか出て来た。
良くある故障の様だ。
一番上に出て来た記事 を参考にして、修理を開始した。
この記事によると ブラシモーターの接点が焼けた ことによるようで
接点をクリーニングして直ったことが書いてあった。
ステンレスのネジ3本と黒いネジ4本を外し、蓋を引き抜いてから外した。
モーターの後方のブラシがある箇所は少し黒いが、焼けたような形跡はない。
とりあえず、綿棒にクリーナーをつけて掃除してから、接点復活剤も綿棒につけて拭いた。
モーター軸を指先で回すと、特別重いような気もしない。 元の重さを知らないので重いのかも?
モーターの軸に狭所オイラーでチェーンルブを注油した。
ミルの刃がある内側の軸には 食用油を使った。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_2063-edited.jpg)
モーター固定ネジ2本を外すと、モーター収納ボックスが外れた。
コーヒー豆を挽き終わったことを検出するようなセンサーは見当たらない。
金属フィルターの周りのゴムパッキンがコーヒー微粉?が黒く固まって汚れていたので
クリーニングした。
モーター収納ボックス内にも、コーヒー微粉が黒く固まっていたので綿棒やドライバーで
クリーニングした。
モーター軸にもパッキンがあるハズだが、
ドリップ時のコーヒー微粉が混ざったお湯がモーター軸から侵入したのか?
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_2065.jpg)
元通りにして、ミルを動かすが止まらない。
コーヒー豆を入れてないのに音が変。
翌日、再び開けて、モーター収納ボックスの下の黒い塊は関係ないと思いながらも、
掃除したら、更に沢山取れた。
元通りにして、ミルを動かすが止まらない。
再度動かしたら止まった。
時々止まることがある。
やはりコーヒー豆を入れてないのに音が変。
2日後に、再び 検索して 別の記事 が出て来た。
この記事に寄ると、振動センサーで豆を挽き終わったか検出しているらしい。
センサーをクリーニングして直った様だ。
再度、開けて センサー基板にセンサーを外す。
センサーの蓋は嵌めてあるだけなので、簡単に外れた。
ミル刃回転時のコーヒーメーカー本体の振動でセンサー内の薄板も振動して接点に接触/非接触して
接点が導通する間隔を検出しているのか?
金属線2本とその上に乗っていた薄板をクリーニングした。
薄板の汚れはクリーナーでもアルコールでも接点復活剤でもキレイにならなかったので、
ハイホームを使ったらキレイになった。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_20682.jpg)
元に戻して、ミルを動かすが、止まらない。
振動センサーの薄板の載せ方が悪かったのかなと、また開けて上蓋に薄板を水平に載せてから
基板側を被せた。
モーターのブラシ側の軸に、また注油した。
その内側や 刃に近い方の軸にも注油した。(ここは注油していなかったか?)
再度、元に戻して ミルを動かすと
モーター音が少し静かになった。
6秒ぐらいでミルが停止した。
連続で何度やってもミルは停止する。
直った。
センサーでモーター音が変わるとは思えないので、最後に注油した箇所が良かったのか?
これで作るよりも、スケールとタイマーを使って淹れる自分のハンドドリップの方が絶対旨いハズだ。
追記:2023/06/19
2,3日後にミルが止まるので2回再スタートして、やっと豆を全部挽き終えたらしい。
2日連続発生した。
豆を入れずにスタートすると、ミルは少しして止まるが、回転中の音がまたうるさくなっている。
再度、クリーニング
今度は更に分解する。
豆入れる部分のネジが固かった。 外すとネジ山にもコーヒー微粉が入るようで
上の方のネジ山が埋まっている。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_2109-edited.jpg)
刃はピンで固定しているようだが、ピンが抜けない。
モーターを取り外して、軸が入っている部分をクリーニングしたいができない。
クリーナーをスプレーした。
更に
泡キッチンハイターを溶かした水にモーターの先端部分だけを沈めて放置。
時々、モーター軸を前後させた。
その後、きれいな水に沈めて放置。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_2110.jpg)
1時間以上温風乾燥
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_2112.jpg)
モーター軸の後方には普通のオイル。
ミル刃に近い側には 米油 をダイソーの針が長い注射器に入れて軸に放出して、軸を前後させた。
内側に油が付いたので、アルコール消毒液で拭き取った。
いつまで持つか分からないが、モーター音が静かになった。
でも、再スタート2回必要だった。