2023年10月下旬
チェーン注油時、世界に一つだけのチェーンピンポイントマシン♪を
いまだに使っている。
シンプルな構造なので壊れない。
注油手順
手順1. ボトルにAZチェーンルブ Blc-004 を入れる。
ボトルの注油口を引き抜くのは面倒だし、オイルが手に付着するのも嫌なので、
オイルが入った自作 狭所オイラーの針 をボトル先端の直径1mmの穴に
突っ込んで、力一杯 オイラーを押すのだが、浸みだす程度にしか
入って行かない。
1分以上かけてボトルの底から2mmぐらいまでいれる。
手順2.ボトルの先端をチェーンピンポイントマシンの管に挿して載せる
手順3. チェーンピンポイントマシンのギヤの歯をチェーンの間に入れて
クランクを8回ぐらい逆回転させるとボトルが空になる。
注油後、気分により、もう1回ボトルに入れて繰り返すが、
チェーンが濡れている感じにはなっていなかった。
見た目でボトルに1mlぐらいはチェーンルブを入れているつもりだったので
2回で2mlぐらいは注油しているか?
実際にどれくらい注油していたのか確認してみることにした。
ボトルに目盛りを入れることにした。
油の比重は0.91~0.92らしい。(25℃)
ボトルを0.1gまで計量可能なスケールに乗せて、0gリセット
ボトルに一滴ずつチェーンルブを垂らして 0.9gになったところで
ボトルにマジックでメモリを入れた。 ここが1ml
さらに1.8gと2.7gを超えたところで2mlと3mlの目盛りを入れた。
4mlの目盛りも入れようかと思ったが、3ml目盛りの上に
オイルをスムーズに供給するための空気穴があるので止めた。
目盛り1までの高さは5mmあり、1~2や2~3の間隔4mmより長い。
底厚と底が内側に凹んでいるからだ。
いままでボトルに入れていた量は、おおよそ0.3mlぐらいだった。
2回繰り返しても、0.6mlぐらいしかチェーンに注油していなかった。
チェーンは56コマ 112リンクなので、 1リンク当たり オイル0.005ml程度
片側のプレートには半分の0.0025ml
なので見た目ではオイルがあまり付いている感じがしていなかった。
チェーンピンポイントマシンなので、プレートが重なる潤滑に関係する箇所にしか
注油しないから、これでいいのかもしれないが・・・
注油後のサイクリングは軽い感じがしていたので、この量でも
潤滑できて、チェーンも脚も衣服も以前より汚れにくかった。
3週か4週毎に、注油して、1.5~2ヵ月毎には屋外に自転車を出して
チェーンディグリーザーを3面ブラシに吹きかけて洗浄後、
乾いてから注油していた。
これからは1.5ml程度注油し
チェーンにオイルが付いたのが分かるぐらいにし
より潤滑できて、オイル切れまでの期間を延ばすことにした。
自作狭所オイラーはディレーラーの可動箇所に注油するには十分なオイルがでるが、
ボトルに溜まるぐらいの量を出そうとするとなかなか出ないのは、
昔はこれでチェーンのプレートに2回ずつピンポイントに注油していたので
針先がつぶれていたり
ガスコンロで焼いたこともあり
針の中にオイルカスが付着してるのかと
掃除しようとしたが、細すぎて煙突掃除できるようなものがない。
また百均でスポイト買って来た。
針を交換するのは面倒。
少量なのでこれからはスポイトでボトルにオイルをいれようかと
針先からオイルを吸い上げようとしたが吸いあがらない。
空気が漏れている。 金属部分を良く押し込んでから柔らかめの接着剤を塗って
空気漏れを塞いだ。
その後、吸い上げようと針先をオイルボトルに入れて、スポイトの胴体を押すと
タップリ泡が出た。
指を離すと胴体がへこんだまま。
胴体の凹みが元に戻る様に胴体をあちこち押して少し吸いあがった。
針が細すぎて、少し粘度があるオイルが簡単に針を通らない。
針の外径が0.7mmしかないので、内径は0.4mmぐらいしかない。
固形添加物が入っている様なオイルやドロドロのオイルは通らない。