2022年10月下旬
先日、日光で駅からいろは坂へ向かっている途中、
数ヵ所下りがある。
そこで、たまたま後ブレーキだけかけてみた。
後ブレーキはあまり効かないが、こんなにも効かなかったかと思うほど、進む。
数回やったが、10~15mぐらい普通に進む。
これから、坂を登るので、登った後は下りになる。
これで大丈夫かと心配になるほどだった。
でも、前ブレーキかければ、先日からのザラザラ感はあるもののよく効くので、坂へ向かう。
10月上旬に、洗車ブラシと中性洗剤で全体(チェーン、スプロケット、チェーンリング除く)を
ゴシゴシした。ローターも同じ洗車ブラシかけたので、油分がブラシに含まれているといけないと思い。
ローターはその後、自作アルコール消毒液(スピリタス酒 アルコール濃度96%を80%まで水で薄めた物。 スピリタスは昔、パイプスモーキングしていたとき、ジッポライターにスーパータンクを入れ、燃料にしていた。オイルと違って臭いがしない)
で拭いておいた。
普段なら思いつくのはパーツクリーナーなのだが、 ブレーキパッドにパーツクリーナーは
良くないと読んだので、 アルコールなら油分を落としてくれると思い使った。
家の前の平坦なアスファルトを10mぐらい走って、後ブレーキだけかける再現試験を行った。
あの時、どんだけ効かないんだと思ったより、ずっとブレーキは効く。
ただ、音がブォーンと鳴った。
ブレーキパッドを取り出した。 端の欠けが大きくなっている気がする。
輪行で後輪を入れる時、何度もローターが当たったのだろう。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_1273-edited.jpg)
中性洗剤(ヤシの実洗剤)をつけて泡立てたスポンジでブレーキローターを拭いてから、
水で絞って、泡を吹き取った。
パッドにも洗剤つけて、手で洗った。 微小な鉄粉で指先が真っ黒になる。
キレイになったのを見ると、片方のパッドだけ、〇が露出し始めていた。
もう少ししたら、前ブレーキの様に、後ろもザラザラした感じになるのかな?
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_1274.jpg)
乾いてからブレーキパッドを戻した。
そう言えば、ブレーキパッドに通す軸の脱落防止につけるスナップリテーナー
が9月に無くなって、新たに購入した。
1年半取れなかったものが、なぜ、取れて無くなったのか、とても不思議だった。
脱落防止のものが脱落したら本末転倒だ。
先日の輪行で、キャリパーに差し込むオーストリッチのダミーローターを外したときゴム紐の繊維に
取れたステップリテーナーが刺さっていた。
突き刺さらなければまた無くすところだった。
ダミーローターを挿した後、抜け落ちない様にゴム紐をキャリパー側に引っ掛ける。
ゴム紐を外す時、引っかかって取れたんだな。
洗浄後、後ブレーキのテストをすると、音は無くなった。
ブレーキの効きも少し良くなった。
ブレーキかけた時、ローターを見たら回ってる。
最後にアルコール消毒液が悪かったのか
消毒液を紙ウエスに吹きかけローターを拭いてから、再テスト
ブレーキかけると音が違う。
ブレーキかけた時ローターを見たら、ローターは止まっていて
タイヤがロックしてアスファルトを滑っている音だった。
ロックしてしまったら止まれない。
実際には、前ブレーキを制動のメインとして使うし、後ブレーキだけ掛けることは無いから、
ロックせず止まれるかな?
アルコールは悪くなかった。
洗車後は当然、チェーンやディレーラーに注油する。
チェーンにはピンポイント注油マシンで少量注油しているので、
注油後、拭き取ることはしていない。
洗車後、日光の前に秩父へサイクリングしたから、そのとき油分がローターに付着したのか?
輪行袋の中は油で汚れているので、入れるときは、ローターにカバーとして古ソックスをはかせている。