ときどき目の錯覚で坂に見えているのではないかと
おもう坂道錯視の場所があり、簡単な勾配計が欲しいと思っていた。
勾配が測れるサイコンもあるが、高い。
ドイツ製の水準器の様なのがあった。
ハンドルの太さで2種類ある。
木ネジの様に先がとがっているプラスねじ
薄いゴム1枚つき
ワイヤー類がバーテープの中から出てくる箇所に取り付けたが、
なんとかワイヤーをずらしてつけられた。
泡の上の端を登り勾配の0%メモリに合わせた。
自転車を逆向きにしても0%になるようにして調整した。
一方のネジを締めると泡が動くので調整し難い。
泡の大きさが小さいので、登りメモリに合わせると下りメモリより2%ぐらい手前に泡の端がある。
※ベルはダイソーのオイルコンパス付き100円
※バッグについてる白いのは秋月電子で買ったデジタル温度計(精度0.2℃)
勾配計は停まって測るようだが、液体に少し粘度があるので、走っていてもメモリは読めるぐらいの泡の動き。
上り勾配27%まで、 下り勾配15%までメモリがある。
10%越えるとかなりきつい。その状態から急に楽になったと思うと5%以下になっている。
坂を上がるのに必要な力は勾配にほぼ比例するらしい。
例えば、10%は5%より約2倍の力が必要。
ちなみに水平100mに対して、垂直に1m上がるのが、勾配+1%
道路勾配[%] = 100 x 垂直距離[m]/水平距離[m]
なので、45度の傾斜なら勾配100%となる。
白石峠を走っているとこの勾配計では最大15%ぐらいだったろうか
坂道の起点から終点までの走行距離と高度差で平均勾配は計算できる。
【白石峠】
白石峠の案内標識が標高 242m : 標高がでるマップより
白石峠が 標高778m : 標高がでるマップより
距離は 6.2㎞ : navitimeの距離より
高度差 : 778-242 = 536m
平均勾配: 536/62 = 8.645%