2019年5月18日~6月10日
今回スタートする1,2週間前の朝のツアー紹介テレビ番組 旅おつ ハーフタイムツアーズで しまなみ海道をやっていて、80歳過ぎのおばあさんもツアーに参加して走っているのを見た。
自転車乗っているなら、一度は行ってみたいと思っている人が多いと思う。
今回は、雇用保険の認定日の間の26日間空き時間ができた。
東京から尾道まで 自転車navitimeでは遠すぎてルートを調べられなかったが、自動車に条件変更して800kmぐらいだった。
ざっくり、一日80kmなら片道10日で行ける!
しまなみ数日走って戻ってくるのに22日ぐらい、雨天その他の停滞を考えても何とか行って戻って来れそう。
特に何ら下調べもせず、名古屋、大阪あたりを通って尾道からしまなみ海道へ入ろうと出発した。
静岡県の浜名湖を過ぎて走っているうちに、名古屋を通るより、
白浜と鳥羽の間は行ったことないので、そこにある 那智の滝 へ行ってみたいと思った。
渥美半島からフェリーが出ていることを知り、紀伊半島をぐるっと周ることで距離が伸びる分をフェリーでショートカットすることにした。
三重県の道の駅であった松山市の車中泊のおじさんに、しまなみ海道へ行くことや四国は徳島県しか行ったことないので、できれば道後温泉にも行ってみたいと言ったところ、
尾道から入ると瀬戸大橋は自転車通れないので、また、同じ道を戻って来ることになると教えてもらい、
そのおじさんが和歌山からフェリーに乗って帰ることを知り、
自分も和歌山からフェリーに乗って四国入りして、四国からしまなみ海道へ入ることとした。
しまなみ海道へ入ったのが、予定より遅く、出発から14日目だったので期限までに戻って来れるかちょっと不安になったが、なんとか戻って来れた。
宿泊事情
道の駅 10泊
ネットカフェ 7泊
無料キャンプ場 2泊
公園 3泊
自転車道のトンネル 1泊
最初の頃、公園にテント張った。
雨や夜露でテントが濡れない様に東屋の下に張るが、東屋の大きさや
下のベンチやテーブルの配置により東屋の屋根からテントがはみ出すことがあり
雨で濡れた。
トイレ、水道、東屋があり人目につかない公園を探すのがとても大変だし、
夜、どんな奴が来るか分からない。
街中が多いので、銭湯が近くにある可能性は高い。
道の駅の方が車中泊の人が多く、その人達と話せて面白いし安全だ。
でも火が使えないので調理できないし
テント禁止の道の駅もあり、確認とる必要がある。
今回、電話や対面でテント断られた道の駅は6ヶ所(約3割)
行っても道の駅のインフォメーションスペースに誰も人が居なかったりして、誰にテント許可とっていいのかわからないので、ほぼ、電話した。
でも、電話番号が売店のレジにつながったりすることもある。
レジのおばちゃんに直接対面で言って許可もらえたこともある。
この季節だからかベンチで寝ていた自転車乗り二人居たが、自分には出来ないな。
銭湯が近くにないことが多い。
営業時間外にテント張る必要ある。
ほとんど17時か18時に営業終了するが、21時ぐらいまで営業しているところもある。
屋根の下にテントを張り、雨や夜露でテントが濡れないようにする。
下はレンガやコンクリートなので、ペグは打たないので、前室も作れない。
キャンプ場は火が使えるが、屋根がないのでテントが濡れたり結露する可能性があるし主要な道路から離れた山や海岸。
今回利用した無料キャンプ場やしまなみ海道の無人島のキャンプ場は利用申請不要だったが、申請が必要だったり、日曜日は電話連絡できないところもある。
銭湯が近くにない。
ネットカフェは2,3千円でとりあえず横になれて、ソフトドリンク飲み放題。
クーポン、ポイントなど使って8時間だが1200や1300円ぐらいのときもあった。
ソフトクリーム食べ放題、モーニング食べ放題、ポップコーン食べ放題があったが、カレーライス食べ放題もあるらしい。
有料または無料のシャワーがあることが多く、コインランドリーがあることもある。
フラットシートが満席の時は、一旦、リクライニングシートに入って、
空いたら移動できるよう依頼したが、2回とも移動できた。
フラットシートの清掃、除菌はどの程度やっているのか知らないが、
水虫持っている奴の菌がシートに残ってないか心配だ。
また、駐輪場に屋根がないところが多く、それが嫌だった。
いずれ、ライダーハウスがあれば、安く泊まれるらしいので泊まってみたい。
出費
24日間の出費はトータルで7万円ぐらい。
集計もれもある可能性あるし、帰宅後に松山市のおじさんに贈ったりしているので、75,000円ぐらいか (神社仏閣への賽銭は含まず)
タイヤに異常がでなければ、70,000円ぐらいですんだのだが・・・
一日平均3,000円超える程度。
なかなかのボンビー旅行だ!
道の駅がたくさんあったことが寄与している。
今回は旅館に一度も宿泊してないので、安く済んだ。
6割が食費だ。
住は全てネットカフェでシャワー代も含んでいる場合あり。
風呂は銭湯、温泉
洗濯はコインランドリー
交通はフェリー代
観光は城の入場料 (松山城は含まれてない)
他は タイヤ、CB缶、タイラップ、マジックテープ等100均
トラブル
・前輪が一回転する度にバッグ内の荷物がガタンと振動音。 タイヤの問題
・パンク 3回。 チューブ交換は4回。(1回は上記の問題で試しに交換)
更にチューブに空気入れた後、携帯空気入れのねじ込み式のホースをバルブから外そうとすると、バルブの上の方が一緒に回って、空気が抜けてしまった。
・リアキャリアをシートポストクランプも使って固定しているが、リアバッグいじっている時に、突然クランプが外れて、リアの荷物が重いので下がった。
重くて戻すのが大変だった。 応急処置で外れない様にダクトテープ巻いた。
・ダブルレッグスタンドでは、なかなか自立せず、自転車が倒れた。
ダブルレッグスタンドつけたとき、別のホイール、タイヤで長さ調整してカットしたのが悪かった。今のホイール、タイヤにしたとき、スタンドが僅かに短かい状態になったため、自立しにくいのか?
姫路城の前で、いくらやってもなかなか立たず、やっと立っても倒れた。 ミニスカートのドイツ人は総重量50㎏の自転車にダブルレッグスタンドとキックスタンドの2つつけていた。
・バーエンドのサイドミラーはリアサイドバッグしか映らず、まったく使い物にならなかった上に、上記の問題でバキバキに折れた。(元々拾ったものだが)
・バッグ内の食器洗剤やボディソープなどがボトルから漏れた。
液体類はジップロックに入れていたので、実害はなかったが、
他のボトルやジップロックの中がヌルヌルになって、何度か洗った。
100均の2個入りのワンタッチボトルダメだ。
・オーストリッチのフロントバッグをハンドルに固定し、ロックするダイヤルが回らなくなった。
4月の旅でも、自転車倒れた時に内部でストッパーを乗り越えて発生したが、
今回、自転車倒れてないのに発生した。
・毎日走り、一日の走行距離が長い日があったためか 尻が痛くなった。
シャモアクリームを2日ぐらい塗った。
・今回も手のひらの皮が厚くなった。タコのようなったところもあり。
右足の親指の中に激痛が何度もはしった。しばらくすると痛みなくなるが、
悪い病気でなければよいが・・・
・左グローブの人差指の先の指紋のあたりに大きな穴があいた。
高温で乾燥したためか?
・テントが雨で濡れた時、収納袋に入れず、ゴミ袋にごっそり入れて
リアキャリアに積んで走っていたが、後ろに垂れさがって、
夕方、見た時、タイヤに擦れてゴミ袋に穴が開いていて冷っとした。
テントは無事だったが、もう少しでテントに穴が開くとこだった。
・ソーラー充電器に十分太陽光が当たっているのに、充電しなくなることが
複数回あった。
充電しているつもりが、逆にバッテリー残量が減ってしまう機器もあった。
一旦、パネルを閉じて、開くと充電再開したが、故障か
カスタマーサポートに連絡してみよう
その他
・海沿いの無料キャンプ場を2回使ったとき、ペグを打った。
今回、木槌持って行ったが、いい感じだった。
デカくても軽い。
・ソーラーパネルを以前はリアのゴム紐ネットの下に挟んでいたが、
ネットの上に乗せる様にし、100均のマジックテープを買って3ヶ所固定したが、
マジックテープはゴム紐にひっかかり、ゴム紐の繊維が損傷して毛羽立つ。
100均の 何度も使える結束ベルト 15本入り に途中で買い直した。
リアのネットにシェラカップを結んだり、ごみ袋を結んだりと、いろいろちょっとくくり付けるのに便利だった。
・ウルトラライトダウンパーカーはこの季節、全く使わなかった。
フロントサイドバッグが一杯でバックルを留めるのが大変だったが、これがなければもっと楽に留められた。
・最初の頃はサイクルジャージ着たが、ほとんど長袖Tシャツか
半袖Tシャツ+アームカバーになった。 首の辺りが日焼けした。
・水を買わないポリシーは守り通した。
水道水の1000倍もするのに変わらないとテレビでやっていたからだ。
同様の記事
・毎日ふらふらしていると、今日が何曜日なのか何日なのか分からなくなった。
車中泊の人も言っていた。
・ほとんど自転車乗っているので、飯と休憩と観光スポットを周っている時と寝床を探す以外はほとんど余裕の時間がない。
ブログに写真がなかなかアップできなかったり、ブログ記事書くのに時間がかかる。時間給で考えたら一記事2,000円は貰いたいところだが、アフェリエイトは、数十人しか読みに来ないブログでは、ほとんどの場合1日1,2円にしかならない。
新聞紙面もスマホやノートPCで読めるのだが、バッテリーが無くなくのでほとんど読まなかった。
・機器の充電は、ネットカフェやコンビニのイートインコーナーに電源があれば、充電器2個でUSB4ポート、その他USBポートがあればそれも使い、全部の機器を実施した。そのためUSBケーブルは6本持っていた。
その他、天気がよければソーラーチャージャーを使ったが、ASUSの2in1ノートPCがほぼ充電できなかった。モバイルバッテリーを充電しておいてから、それでノートPCを充電した。
(ASUSタブレットの一部には対応しませんとあった。それかも)
・押しボタン式の信号機、関東では定常状態は青だが、西日本では黄色点滅していた。 この方が電気代も半分で、青より注意喚起になるので合理的だと思った。
しまなみ海道 自転車のために整備されていてとても走りやすく、橋から島々が見えて景色がよく、逆に島から大きな橋がみえて映えるが、それほど何度も行きたいと思う程ではなかったかな
景色がいいといっても橋渡る時間は僅かだし、島に降りると、車が少ない田舎を走っているのと変わらない。
海や島や橋が見えて、最初の頃は写真もバシバシ撮っていたが、後半、飽きてきた。
四国から入って、愛媛県側の島では海も見えて良かったが、広島県側で通ったルートではあまり海も見えず、街中走っているのと変わらなくなってきた。
今回、四国の高知県は行かなかったので、また走る機会があるかもしれない。
一部、行きと帰りでルートが重なった箇所も僅かにある(藤枝市と静岡市の間の岡部宿~宇津ノ谷~静岡駅)
が、概ね別の道を走れて良かった。