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消毒液 次亜塩素酸水を備長炭電極で作った

投稿日:2020年4月22日 更新日:

2020年4月下旬

 新型コロナウイルス対策で 高濃度アルコール酒をエチルアルコール濃度80%ぐらいに希釈して消毒液としてスプレーボトルに入れて、家やサイクリング時に使っている。

 
  外からウイルス持ってこられると嫌なので、家でもドアノブや取っ手や 明かりのスイッチや 階段の手すりなど家族がさわりそうな箇所をアルコール除菌ウェットティッシュで消毒している。

まだ、コロナをなめている人いるので、5月6日までの緊急事態宣言も延長される雰囲気もあるし、まだまだ消毒しなければならない状況が続き、消毒液などをこれからも消費するだろう。

今、アルコール消毒液が店にないが、
 次亜塩酸水 や 次亜塩素酸ナトリウム も消毒液として使える。
 
 塩素系漂白剤を薄めて 次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を作れるが、アルカリ性でタンパク質を溶かしヌルヌルになるので手指には使えない。 

 アルコール消毒液でも手が荒れるらしい。

 次亜塩素酸水なら弱酸性なのでドアノブはもちろん手にも使える。
 酸化作用で殺菌し、有機物に接触すると分解して水になるので安全性が高い様だ。
 アルコールよりも強力な消毒液で病院内の消毒にも使われているらしい。
 
 消臭効果もあるらしい。
 

 次亜塩素酸水を調べたら、食塩で作る生成器が販売されていた。


そういえば、15年ほど前に家のリビングで使っていた今は無き三洋電機製の空気加湿清浄機は次亜塩素酸水を作って室内を殺菌する製品だったので食塩をタップリ入れていた。


 今日、youtubeを開いたら、先日調べたためか次亜塩素酸水に関する動画が出てきたので説明の動画 と 簡単生成の動画を見た。

次亜塩素酸水には 強酸性次亜塩素酸、弱酸性次亜塩素酸、微酸性次亜塩素酸が
あるようだが、簡単生成の方法は隔膜がない一室型で生成するので微酸性次亜塩素酸ができるのだと思う。


動画では乾電池の炭素棒を取り出して、電極にしていたが、 
備長炭を部屋の隅に置いて消臭剤にしていたので、それを電極に使うことにした。 消臭効果がなくなったら、備長炭を煮詰めればまた復活するというので先日、30分ぐらい煮詰めた備長炭。

最初、車のバッテリー充電器を電極に接続して、テスターで調べたが電圧がない。バッテリーに接続しないと出力しないようだ。

スイッチング電源があったのでリード線の先を備長炭に輪ゴムで留めてから
ビニールテープで巻いた。
リード線部分が水の中につくと電気分解時に金属が溶け出すので、つかないようにした。
また、電極が接触するとショートするので、くっつかないように電極間にプラスチックを入れて固定した。
電源から5Vと15Vを出力できるが、5Vをテスターで計測したらなぜか3Vしかなかったので、15Vを電極に接続した。
 
動画では1%の食塩水を使っていた。何%がよいのかまだわからない。
1Lの水に 8gの食塩をいれてよくかき混ぜて、0.8%の食塩水を作った。

翌日、更に調べると下記が書いてあるページを見つけた。塩酸も必要なのか?

「微塩酸次亜塩素酸水の製法は、3%以下の塩酸及び5%以下の塩化ナトリウム(食塩)を含む水溶液を無隔膜電解槽で電気分解して得られます」

 販売されている生成器の説明を読むと1.5%~2.5%ぐらい食塩水を使うようだ。


電極が水没しそうになったので割り箸を橋渡しして備長炭電極を浮かせた
電源オンしたらすぐに細かい泡が大量にマイナス極側から発生した。
写真ではわかりにくいが大量に勢い良く出ている。
プラス極側も出ているがマイナス極側の1/5ぐらいの泡の量か

マイナス極側は水素ガスが出ているので火気厳禁。

しばらくしてから見るとプラス極側の底面には備長炭の粉が堆積していた。

動画では1%の食塩水をUSB用電源(電圧5V)で8時間ぐらい電気分解していた。

15V使っているのでもっと短くても良いだろう

とりあえず1時間経過したときに、 家にあるアルカリ浄水器のpH試薬で
確認してみると、酸性になっているようだ。

ちなみに、ただの水道水や食塩水では中性

2時間半ぐらい電気分解して、再確認した。ちょっと酸性強いか?
pH5〜6.5が微酸性次亜塩素酸水らしい。

消毒薬として使うには塩素濃度が重要な様だ。
動画では塩素濃度試験紙で調べていた。

amazonで売っている次亜塩素酸水生成器の説明読むと、電気分解の時間はもっと短くてもよいのかもしれない。

これでいつでも大量にフレッシュな消毒液が作れる。
家にあったものを組み合わせて、ビニールテープで留めただけなので
出費はないし、15分ぐらいで生成器は出来た。




次亜塩素酸水の注意点として
 ・酸化作用があるので金属に吹きかけると錆びるらしい。金属部分を消毒後は拭き取る必要があるらしい。

  ・紫外線が当たらない容器にいれなければならない。

 ・時間が経過すると塩素濃度が弱まって、消毒効果がなくなるので早めに消費する必要がある。

 ・有機物に接触すると水に戻るので、直接、消毒対象物へスプレーする必要がある。 布や紙へスプレーしてからそれで拭いても、効果がないらしい。
  


とりあえず、紫外線はあまり遮断できないかもしれないが、観葉植物に葉水をスプレーするのに使っているとても細かい霧状の水を噴霧できるフルプラの500ml霧吹きに電気分解後の上澄みの
次亜塩素酸水をいれたが600mlぐらいしか入らなかった。
あちこちスプレーして残りを入れよう。

底に炭 水も僅かに黄ばんだ。炭の色?

備長炭電極とりだして、翌日みたら、カッチカチの備長炭の表面が
陽極側は一部剥離していて、手でさわったらポロポロ剥げ落ちた。


6月になって、次亜塩素酸水の噴霧の危険性のニュース







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