2020年9月上旬
先般、檜原村の時坂峠の読み方が少なくとも現在は トッサカ でなく
トキサカ であることを広めるために googleマップにふりがなを追加した。
同時にポイントが峠の茶屋の前になっていたので、 時坂峠の標識がある
場所に変更したつもりでいた。
航空写真でなんとなく木々が少なそうで道がありそうな
場所に移動申請しておいたら、3日後に承認されて時坂峠のポイントが変更された。
後日、峠の標識の近くに祠があったことを思い出した。
googleマップに鳥居マークも記載されている。
なんと自分がポイントを置いた場所から300mもずれていた。
このため、8月19日に祠の南側にポイントを移動申請した。
ところが今度はいつになってもポイントが変更されない。
10日後の土曜日午後に突然、時坂峠から950mも離れている峠の茶屋にポイントが戻ってしまった。(土日はgoogle休みじゃないのかと・・そっちに驚いた)
流石に ふりがな は消されてなかったが、
誰かポイント変更申請した?
googleの審査ってなにやってるんだ!
まともな審査していれば戻るはずないのだが・・・
林道への分岐点に 時坂峠0.4kmの案内が林道方向にあったし、公衆トイレの前の
階段のところにも 時坂峠0.3kmの案内があることをgoogleストリートで確認している。
そもそも時坂峠は国土地理院の地図には記載がない。
ゼンリン地図にも無い。
いろいろ地図を見ても山の地図をみても、時坂峠は記載されてない。
自転車navitimeでも時坂峠は 該当地点が見つからないエラーになる。
時坂峠が記載されているのは 檜原村の観光協会の地図にしかなかった。
そこで、時坂峠の標識や道案内を立てた組織を探した。
標識に 関東ふれあいの道 と書いてあるのを見つけた。
関東ふれあいの道 をググって、
環境省の長距離自然歩道構想に基づき関東地方1都6県が整備している総延長1,799kmの自然歩道のことで、別名を首都圏自然歩道ということが分かった。
さらに 関東ふれあいの道の東京部分の説明ページがあった。
時坂峠を含むのは 歴史のみち というルートだった。
ここに 地図 と 説明があった。
この地図には 案内標や標識などの位置が示されている。
これらは 指導標 というものらしい。
関東ふれあいの道には他にも里程標というのも設置されている。
この地図には檜原村観光協会の地図にもなかった ふりがなが時坂峠に振ってある。
時坂峠と記載がある指導標は 地図中の 11番だ。
少なくとも 指導標10番と12番には 11番の時坂峠への方向と距離が指し示されている。
更に、古甲州道の解説ページを見つけた。
この地図で林道の中にある時坂峠は戦国時代以前からあった古道のルート上にあることが分かった。
昔は要路であったが、今は、歴史のみち という名前のハイキングルートになって徒歩以外の人はほぼ峠を通らない。
別の古甲州道の解説ページには 瀬戸沢の一軒家 と 峠の茶屋 と 時坂峠の説明があった。
ここには トッサカ と読むとあり、その由来の記載があった。
いままで数ヶ月の調査状況を総合的に判断すると
読み方は 昔は トッサカ と呼んだが、 現在は トキサカ で間違いないし
時坂峠のポイントは 祠の近くの指導標がある場所で間違い無い。
もっとメジャーな峠なら多くの地図に最初から掲載されていて、誰かが誤った場所にポイントを置く必要もなく、混乱しなかったのにね。
ハイキングの人たちのブログを見れば、当たり前のように 時坂峠は 林道の中にある標識の場所である。
標識があるのだからここが峠ど真ん中だ。
マップに峠のポイントを置くならそこしかあり得ない。
峠の茶屋を時坂峠ど真ん中と考えているのはサイクリスト/ライダー/ドライバーじゃないか
ただ、自転車やバイクや車で単に峠の茶屋に行くと言っても、峠の茶屋は日本中に沢山あるので、どこへ行くのか伝わらない。
そのため、徒歩以外の人が「時坂峠の近くにある峠の茶屋」へ行くことを短縮して、時坂峠へ行くと言っておきながら実際には峠の茶屋へ到着するのは問題ないだろう。
築400年超えの建物の「峠の茶屋 お休み処 瀬戸沢」へ到着することさえ問題ないだろう。
なぜなら林道は鎖で徒歩以外の通行が制限されている風で、行けないので峠の茶屋方面へ行くしかない。
時坂峠の標高は530mだが、峠の茶屋は574mと僅かに登りがいがあるし、
峠の茶屋も徳川五代将軍綱吉の頃に創業した由緒あるもののようだし、
標識がある時坂峠は樹木が邪魔して、峠の茶屋ほど景色は良くないし、
ベンチもない。
自分がポイントを祠の近くに申請し直してから3週間近くになるが未だに 審査中 になっている。 (前回は土日含めて3日で変更されたのに)
もし、却下されたらgoogleの変更内容の審査って何やってんだか