2022年7月上旬
先日のサイクリングで家まで9kmになった時に、後輪の空気が2分程度で走行が困難になるほど
漏れるトラブルが発生した。
残りの距離も僅かだし、暗くなっているので、空気を入れては走るのを何度も繰り返して
最後は押した。
翌朝には後輪タイヤはペシャンコになっていた。
家のフロアポンプで空気圧を20psi以上いれると、空気が吹き出す音がした。
発生時は携帯ポンプ使ったので20psiを越えるほど入れるのはとても大変なので入れてないし、
漏れる勢いが弱いので音がしていたとしても、小さい音で街中の騒音や風などで
かき消されて分かり難かったかもしれない。
(漏れ箇所を探そうともしなかったが・・)
音のする辺りに手をかざすと空気が勢いよくでていて、穴の位置が分かった。
タンカラー/飴色 のサイドで、ケーシングの繊維がクロスしている様な場所だった。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0902.jpg)
このタイヤ汚れてくると、斜めの繊維のあるのが目立ってくる。
数ヶ月前にタイヤを洗うと目立たなくなった。
改めてみると目立つというレベルでなく、その繊維の辺りの表面の劣化が激しくないか
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0903-1.jpg)
このタイヤは昨年のGWに取り付けたので、1年2ヶ月 7000kmぐらい走っている。
自転車は室内保管なので、紫外線で劣化するのは週一のサイクリング中の時間だけ。
タイヤを水洗いしたことは4,5回しかしていない。
2回は中性洗剤を使って洗ったがゴムが劣化する物は使ってない。
とりあえず、穴の位置が分かったので、穴が下に来るように、自転車を横に倒して
車輪を回してシーラントを行き渡らせたら、漏れがなくなった。
シーラントで走行中にサイドの穴を塞ぐのは位置的に難しい様だ。
塞ぐことができても、サイドウォールは薄過ぎて、空気圧が高くなると
シーラントが容易に取れてしまうのでパッチ修理が必要だと思う。
タイヤが劣化しているのかよくわからないので、水で湿らせた布でサイドを一周拭いて
綺麗にした。
そしたら、また空気が勢いよく漏れる音がし始めた。
拭いたことで、シーラントで塞がった箇所の固まったシーラントが取れたのかと思ったら
少しずれた黒丸の位置だった。ここも繊維がクロスしているのが見える箇所。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0904-1.jpg)
後輪は今年のGWに、穴が開いてパッチ修理した直後に、また別の穴が出来た。
この時は左サイドだったが、同じような位置だった。
今回、右サイドにも2個の穴が発生した。
1年過ぎて、ここ2ヶ月ぐらいで4か所も空気漏れ箇所が出来たのはタイヤの劣化としか思えない。
ロードバイクの時はブラックのタイヤを1年半以上は使えたし、サイドのトラブルは
7年で1度ぐらいしかない。
ブラックのタイヤはゴムの補強材にブラックカーボンが使われるが、真っ黒になるので、
カラータイヤではシリカを補強材にするらしいが耐久性が落ちる。
パッチ修理しても、次々に同じような場所から空気漏れが発生することが予想されるので、
タイヤ交換した方がよさそうだ。
ロードバイクのときよりタイヤが太くなって、購入価格も上がったのに
使える時間は短かった。
デザイン的にはタンカラーの方がオシャレな気がするが
買ってある次のタイヤはブラックなので、耐久性はありそうだ。
今のタイヤはWTBのロードプラスだが、次は日本のメーカーのロードプラスタイヤ。
次のタイヤに期待するのは、ビードからタイヤが容易に落とせること。
タイヤが簡単に外せれば、今回のトラブルでもチューブを入れようという気になった。