荒川自転車道で主に埼玉方面へ クロモリロードバイクで走行

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メンテナンス

磁気コンパス異常の推測検証

投稿日:

2023年12月中旬

帰宅後、鉄、ニッケルなどの強磁性体がどこにあるか調べた。

まず、フロントバッグが怪しい。
フロントバックの手前側に修理用品をポーチにまとめて入れてある。

写真の上の
・ペダルレンチ
・マルチツールの外枠とレンチは吸着しないが、ドライバ、6角レンチ、チェーンカッター部分
・チェーンツールの中にミッシングリンクとマグネット
があった。


コンパスからポーチまで7cm以上はあるだろう。
これがコンパスに影響するのか、レンチなどを近づけるが数cm以内にならないと
影響が見えない。
チェーンツールだけはミッシングリングを吸着するためマグネットが入っているので、
7~10cmぐらいで影響を受け始めるが、
これらはポーチの下の方にあるので、15cmぐらいは離れているだろう。



翌日、
もっと、コンパスに近い所に強磁性体があるはずなので、フロントバックのフックキャリア内を調べる。

長短ボルト、ナット、スプリングなどが全部 磁石につく。


でも、フロントバッグや
フロントバックフックキャリアを取り外しても、コンパスが少しずれる。

チェーン錠やシフトワイヤーが磁石に付く。
チェーン錠を外して、シフトワイヤーを離しても磁気コンパスがずれる。
どこからの影響を受けているのか分からなかった。

怪しい物を取り外しながら、コンパスが設置場所で正しい方向を示すか確認した。


今度は
現状、ハンドルのコンパスがどのくらいずれるのか確認する。
2つのコンパスの矢印に平行に定規を当てて
分度器で定規の間の角度を計測する。
方位磁石が正しい方角をさしているものとみなす。  
(針の方位磁石はフロントバックの上に乗せたが、中にプラスチックの箱を入れて
 高くしたので、バッグ内の強磁性体の影響はほぼ受けないハズ)

1.東向き
  少しだけ反時計回りにずれているが、ほぼ平行で、分度器で計測不可
 
  いつも家では、東南東 向きに自転車が廊下においてあり、
  そこでコンパスを設置して、北を指し示す方角が正しかったので使用開始していた。



2.北向き
 反時計回りに角度40度ぐらいずれて北東を指している。



3.西向き

 概ね西を指しているが、時計回りに角度25度ぐらいずれてて西南西に近いか


4.南向き

  概ね合っているが、時計回りに角度20度ぐらいずれている


5.おまけで北東向き

  公園でコンパスが東を指した北東向きにしてみると
  やっぱり東を指した。
  現地に行かなくても、家で再現できたな。
  反時計回りに角度35度ぐらいずれている。


方角によって、ズレ量が変わると推測した通りになり、
ほとんどの方角でずれていることも判明した。

只、北向きと南向きが同じぐらい大きくずれて、
東向きと西向きが同じくらい少しだけずれると考えていたが、
南向きと西向きのズレ量が予想外だった。 


北や北東向きの北方面での、コンパスのずれが最も大きい。
最初に異常を認識したルートの進行方向と同じ方面だ。
前回のサイクリングでは、その後も引き続き北方面へ走った後、
西や南方向に走っている。
異常がしばらく続いてから直ったと思ったので、推測した通り、大きくコンパスがずれない
方面へ走り出したためだろう。


コンパスが正しく北を指し示していれば、いつでも正しく北を指すと思い込んでいたが、
周りに金属が多い場合は、東西南北に向きを変えて、どの向きでも北が一致することを確認しなければならないことを学んだ。

東西南北をほぼ正しく指し示す場所を探して、結局、フロントバックになった。

これからは、コンパス走行でも迷走することはないだろう

ちなみに、偏差があるので、方位磁石の北と地図の北は一致せず、そのずれ量は場所と時間による。

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