2022年10月上旬
今日のメンテナンス
フロントディレーラーシフトワイヤー
週末のサイクリングに出た時、フロントディレーラーがアウターに全く入らなくなり
テンション調整ダイヤル2個でとりあえずアウターに入るように調整して
サイクリングを続行した。
STI交換して、シフトケーブルの張りを調整したとき、微妙に0.8mmぐらい調整線位置から
ずれていたのは認識していたが、シフトチェンジに問題なかったので、それで終了していた。
テンション調整ダイヤルは2個とも現在、最大の張りになっているので、
今後インナーケーブル伸びが発生したら、調整できない。
インナーワイヤー固定ネジを緩めて張りを調整し直すことにした。
現在の固定位置の目印のため、インナーケーブルにマジックで印をつけて、思いっきり引っ張って
ねじ止めしたら、 今度はインナーへ全くシフトチェンジできなくなった。
目印位置より少し引っ張ったところで固定もしてみたが、
やっぱり ディーラーマニュアルを見て、調整することにした。
シフトレバーをT-トリム位置の状態にして、線が一致するように、テンション調整ネジで
調整する。
まず、”T-トリム”をググって、 トップトリムであることを確認。
アウタートリムとも呼ぶ様だ。
アウターにした後、リアをトップに近づけてたすき掛けになる時、
チェーンがプレートに擦らないように小さいレバーをカチッと鳴るまで動かしたときの位置らしい。
少しだけ内側へプレートが寄る。
GRXにL-トリムがあることも、知った。 ロートリムであり、インナートリムとも呼ぶ様だ。
これもインナーにチェーンがあるとき、小さいレバーを動かすと、更に内側へ少しプレートが移動する。
テンション調整ネジを緩めてから、線が合致する位置から微妙にずらしてインナーケーブルを
固定して、 最後にテンション調整ネジで線が合致するまで締めた。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_11272.jpg)
三ヶ島EzySuperiorペダルアダプター
前にアダプタがジャリジャリでリングを押し込めず、ペダルを取り外せなくなったことが
あったので、確認してみた。
左ペダルは外れた。
右ペダルはアダプタのリングを回すと、ジャリジャリする上にクルクルいつまでも回ってしまう。
本来はリングを角度30度程回すと、それ以上は回らなくなり、その近辺でリングを押し込める。
その後、右ペダルも何とか外れたので、アダプタを掃除することにした。
アダプタをクランクから外そうとするが、MKS(三ヶ島)製ペダルレンチが厚くて差し込めないので、
薄っぺらで華奢なコーンレンチで緩めて隙間を開けてから、ペダルレンチを使った
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_1124-edited.jpg)
パーツクリーナーをリングの内側に吹きかけて、汚れを取り除く。
そしたら、4個あるベアリングのグリスが取れたのかリングを回すとガリガリする。
グリスをベアリングやリングの内側に小さい紙片を使って塗った。
右側のアダプタのリングがクルクル回ってしまうと、ペダルを取り外す時に
ロックを解除する位置が分かりずらい。
分解して中を確認したいが、分解方法が分からない。 後日分解できた。
(突起が取れれば分解できるのかもしれないが、突起の窪みに6角レンチ挿しても回らない)
出っ張りとリングの〇印を合わせれば、リングを押し込める位置であることが分かったので、
今後、右はそれを目印にすることにする。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_1125-edited-4.jpg)
一応、アダプタも調べたら、チタンのとステンレスのがAliexpressで左右別に売っていた。
説明にMKSペダルの文字もあったからきっと使えるだろう。
EzyとEzySuperiorは互換性がない。AliexpresssのはEzyの様だ。
チタンは少し高い。 ステンレスはなぜか左右で価格が違う。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2022/10/pedal.png)
チューブレスバルブ固定ネジ
チューブレスバルブの固定ネジも今後半年に一回ぐらいはネジが緩むか確認することにした。
数ケ月前、ペンチなど工具を複数使っても全くネジが緩まなくなって、仕方ないので
安くないチューブレスバルブを糸鋸で切断するはめになった。
今思えば、おそらくシーラントが固着したのだろうから、なにか溶剤でも吹き付ければ、ネジが緩んだかもしれないな。
いずれにしても、チューブレスパンク時の最終手段にチューブを入れるためには、チューブレスバルブが外れなければならないので、チェックする。
今日は回った。
リアシフトケーブル、T-トリム、L-トリム
今日知ったフロントディレーラーのL-トリムを確認するために、
フロントをインナーにした後、小さいレバーを動かしたら確かにカチっと音がしてディレーラーが動いた。
チェーンが擦れないかリアをトップ位置へ移動して行ったが、音がする。
今度はリアをロー位置まで移動していったら、一番大きい1段目に入らないことが判明した。
もしかして、2日前、筑波山登っている時、リアは2段目を使っていたのか?
リアのケーブルテンションダイヤルをかなり回して、1段目に入った。
リアのシフトインナーケーブルを交換してから3週間だが、
もう伸びたか
肝心のL-トリム?の動きの続き
フロントをインナーにした後、小さいレバーを動かしたら更に内側へ少しプレートが
動いて、更にチェーンに接近した。
今度はT-トリム
フロントをアウターにした後、小さいレバーを動かしたら、やっぱりインナー方向へ
少しディレーラーが動いてチェーンに接近した。
レバー操作でプレート位置は下記4ヶ所に変化する。
L-トリム インナー T-トリム アウター
T-トリム位置で大きなレバーを動かせば、アウターに入る。
L-トリム位置で大きなレバーを動かすとすぐカチと音がするが、プレートは右へ動かない。
音がしてもさらに少しレバーを動かすとインナー位置へプレートが移動している。
(不良品か? 調整が悪いのか?)
T-トリムはアウター x ローのたすき掛けで内側プレートに擦れる時に使うが、
L-トリムはインナー x トップのたすき掛けに使うのではなく、
インナー x ロー で内側プレートに擦れる時に使う様だ。
前の105のロードバイクの頃からTL両方なのかどちらか一方なのかトリムがあるのは知っていたが、
いつも音鳴りがしたら、音がしなくなるまでリアをシフトチェンジしていた。