2022年10月中旬
昨日、12kmの林道で秩父市へ下っている時、頻繁にブレーキかけた。
こんな時、油圧ディスクブレーキはあまり力が要らないから、
下ハンドルを持ってブレーキをかける必要もない。
前ブレーキをかけた時、ローターとパッドが接触する音に、今までに無いガサガサ感を感じた。
林道下っている時だけで、その後、自動車道を走っている時は、感じなかった。
それに、前のディスクローター1回転毎に擦れる音もしていた。
ブレーキパッドは年末に交換時期が来ると思っていたが、何か損傷が発生したのか確認する。
一方のパッドには〇が2つ浮かび上がって来た。もう一方は〇が1つ。
前回、確認したときには無かった。
パッドのプレートの裏を見ると、その位置は丸い窪みがある。
〇の部分は、色が異なるので周りのレジンとは別素材と思える。
固定するために裏の穴まで貫通させているのかも。 金属製か?
これがローターに当り、今までとは違う音を感じたのか?
もしかして、これが出てきたらブレーキパッドの寿命の0.5mmに達したのか?
ノギスで測ると、0.6~0.8mmはあり、もう少し使えるので、キャリパーに戻した。
次に、ローターの擦れの処置
ホイールを回転させて、擦れる箇所を確認。
どちら側のパッドに擦れているのか確認するために、薄い紙を挿そうとしたが
うまく挿せない。
エンジン点火プラグの接点の間隔を計測するゲージがあるのを思い出したので、
薄いリーフを挿して、擦れている側を確認した。
キャリパーのネジを緩めて調整するより簡単なので、
ローターの曲がりを直すツールで曲げた。(本当に曲がっているのか分からない・・・)
擦れなくなった。
パッドとローターの間隔がどれくらい空いているのかゲージで確認してみた。
片側は0.3mmのリーフが入り、反対側は0.10mmのリーフが入った。
ローターがパッドの中央に来ていないが、
もし中央に調整すれば隙間は片側0.2mmぐらいなので、
ほんの少し曲がるだけで擦れてしまうのは納得だ。
ノギスは100円ぐらいのプラスチック製で計測しているので、
正しく計れているのか以前から不安があった。
シクネスゲージのリーフの厚さをノギスで正しく計測できるか確認してみた。
0.30mmを計測したら 0.30mmに見えた。 〇
0.20mmを計測したら 0.20~0.25mmに見えた。 △
0.15mmを測定したら 0.20mmに見えた。 △
0.10mmを測定したら 0.10~0.20mmに見えた。 ×
0.30と0.20mmを重ねて計測したら、 0.50mmに見えた。 〇
以上の結果から0.05~0.10mmぐらいの計測誤差が出ていてもおかしくない。
薄くなると正しく計測できてない傾向にある様だ。
パッドのプレートも含めた交換時期の厚み2.00mm と ディスクローターの交換時期の厚み1.50mmが 正しく計測できればいい。
厚めなので交換時期はプラスチックノギスでも識別できるかな
ノギスのメモリを読むのは難しい。
デジタルノギスなら正しい値を表示するのか?
パッドの厚み測定結果は0.6~0.8mmだったが、
もしかすると薄いところは実際には0.5mmに到達している可能性が無きにしも非ず。
保守用のブレーキパッドは4個ある。
次に異音がしたら交換しよう