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メンテナンス

2ヶ月経ってブレーキオイルを数滴追加した

投稿日:2022年12月4日 更新日:

2022年12月上旬

 前から不思議だったことがある。

 メンテの時や輪行で組み立ての際に、自転車を逆さまにすることがある。
 その後、自転車を立ててブレーキレバーを握ると
 レバーがハンドルに着くほど深く握れる。
 その後、1,2回握るとレバーが握れる深さは通常に戻る。

 ”自転車を逆さま ディスクブレーキ ブレーキレバー” でググったら
 そうなる理由が図で説明されているページがあった。

 説明によると、STIレバー内にあるリザーバータンクに空気があることが原因らしい。

 ブレーキレバーを握るとピストンでリザーバータンクとは隔絶されるので
気泡があっても影響を受けないが、逆さまにするとホース内に気泡が紛れ込む。
逆さまから戻した後、すぐにはリザーバータンクに気泡が戻らないため発生する。


 オイルブリーディング時にうまくエア抜きできれば、リザーバータンクに空気が
残ることも無いようだが、
なにぶん、素人が初めてやったオイルブリーディングだし、
そのときエア抜きしても、気泡が全くまたは数個しか出て来なかったので心配したが、
ブレーキレバーは固く握れるし、問題ないまま数ヶ月過ぎた。

理由が分かったので、早速、確認してみる。


ハンドルの角度を傾けるのは面倒なので、後輪を30cmほど高くした状態にし
ブリードネジがほぼ水平になるぐらいにした。

まず、後ろブレーキ側のブリードネジを外してみる。
オイルブリーディングの最後にブリードネジを閉める時、オイルが溢れるぐらいにしてから
閉めたが少し低下している様にも見えるが、良く見えない。
ネジが閉まっていればネジ底はこのくらいの位置になるはずなので低下していないかもしれない。

注射器にブレーキフルードを吸い上げで、一滴づつ垂らしてみた
4滴でほぼ溢れる手前の山盛りになったので、ネジ締めた。
締めてもオイルが溢れて垂れることはなかった。
ネジの回りに少し出て来たオイルを拭き取った。

左レバー


次に前ブレーキ側もオイルを垂らしてみると2滴で山盛りになったので、締めた。
こちらもネジ締めた後に出たオイルは同じ状況

右レバー


両側ともブリードネジを締めた後、1滴分以上を拭き取っていると
思うが、追加は出来た。


その後、自転車を逆さまにした状態で、ブレーキレバーを握ってみた。
確か、数日前のブレーキローターメンテナンス時に後ろブレーキレバーの方は引くと
ハンドルに完全に着いたが、それが無くなった。

説明通りだった。


この事象はSTIレバー交換時に自分でオイルブリーディングする前からあったので、
自転車屋でも完璧な作業は難しい様だ。

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