2022年12月中旬
ブレーキローターを交換して、河口まで30km程走った後、ローターを見たら狭い範囲で色が変わっていた。
60km程走って、帰宅しても同じ。
シマノでいうナロータイプと同じ幅なので、
パッドが当たる外周の幅は14mmあるが、中ほどに4mm巾で強く擦れた跡がある。
外周の端も色が変わっている。
前輪も後輪も外側も内側も同じ。
ブレーキパッドは2週間前に交換して、2回のサイクリングで300km以上走って、
今日で370km走った後の状態。
ローターと同じ位置の外周側端に少しと中部に4、5mm幅で強く擦れた形跡がある。
下1.5mmは傾斜しているので、摩耗が進めば今後ローターに接触していく。
パッドのレジンの幅とローターの外周部の幅はほぼ同じ。
これ程、ローターとパッドの接触は不均等なのか?
バックプレートにはピストン跡がついている。
ピストンの位置は中心からずれていて、進行方向側の方が強い力がかかると思われ
パッドの前方側が後方より擦れてる様な気もするが
実際には、パッドは外周側から
1mm強く当たる、弱く当たる、4mm幅で強く当たる、弱く当たる、最後は傾斜でまだ当れない。
と横縞になるのが分からない。
ピストンはドーナツ型で、直径2cm程度で、中央は大きく窪んでいる。
ドーナツ部の幅は3mm程度で、中央の穴の直径は14mm程度。
ドーナツ部に4か所溝があるので、上の写真の跡でも溝の位置が分かる。
もっと走れば、ローターもパッドも擦り減って色が変わる幅が14mmに広がっていくが、
その時でも、今 色が変わっている4mm幅に一番チカラが加わり一番減るのか?
それなら、1枚目の写真はエッジ部分でローターの厚みを測ってはいけないことが
分かりやすい画像だ。
ローター側の中央の摩耗が大きいなら、パッドもそうなるはずだが、
交換した古いパッドは中部だけ摩耗が大きいことはない。
前方と後方でも差はない。
4枚中3枚は上(外周端)から下へ行くほど摩耗が多い傾向。一番摩耗が少ない1枚は全体が均一な摩耗
今回のローターの減り方に関して
仮説1
新品パッドに交換してから、すり減ったローターと300km走ったことで、
特に中央が擦り減ったローターの形状にパッドが変形していた?
交換した新品ローターに変形したパッドの中央部が強く当たった?
その場合、中央以外に外周のエッジも色が変わったことの説明ができない。
仮説2
ピストンでパッドが強く押されるとローターの穴にパッドが落ち込む?
その部分が穴から出てくるとき強く擦れる?
外周部は切れ込みが、穴と同じ効果を起こす。
ただ、穴の長さは異なるのに、強く擦れた幅が一定であることの説明ができない。
仮説3
ピストンの最大直径(2cm)部分(下図の赤色)はパッドの中部に当たる。
それもパッドの前寄りに当たる。
ピストンの上部や下部よりパッドの前方から幅広い間隔で圧迫するので
安定して強く押せる?
縞模様に成る程、局所的か?
仮説1~3のいくつかが同時に発生した?
納得できる説明できる人いるのか?
そういえば、ディスクブレーキは最初は慣らし運転が必要なことを思い出したので、
調べた。
ローターかパッドを新品に交換した場合に慣らし運転をするらしい。
1.シマノのユーザーマニュアル
ブレーキパッドやディスクブレーキローターの性能を最適な状態にするために、
下記の手順に沿って慣らし運転をおこなってください。
1.•障害物のない平たんで安全な場所で運転し、適度な速度まで加速します。
2.•ブレーキレバーを操作して歩行速度になるまで減速します。
片方のブレーキレバーのみでおこなってください。この操作は注意しておこ
なってください。特にフロントブレーキの慣らし運転をする際は、常に適度な
力でブレーキレバーを操作してください。
3.•手順1と2を、フロントブレーキとリアブレーキで最低20回ずつおこないます。
回数を重ねるにつれブレーキの制動力が上がります。
2.SRAMの説明書から自転車屋が一部変更
3.自転車屋のページ
慣らし運転はしていないが、何度も前後同時に強くブレーキかけて、効くか試した。
交換前のローターより穴が多く、少し効きが悪いような気もする。
後輪は強くブレーキかければ、ロックしてタイヤがスリップする程度に効く。
今年の3月にシマノの新品ローターを700Cホイールにつけて60kmほど、走行済みの
ローターを見たら、5, 6mm幅で中部が擦れていた。 この時パッドは1年は使っている。
新品ローターと新品パッドでも中部が擦れるのか知りたい。仮説1が正しいのか分かる。