2023年8月下旬
夜、息子が会社から帰ってきて、珍しく部屋に来た。
困ったときだけ来る。
自転車の後輪がパンクしたから、明日、自転車屋へ持っていって欲しいと
自転車屋で修理してくればよかっただろうと言うと、もう自転車屋はやってなかったと
自分で直せばいいだろうと言ったが、やったことないし、やる気もない。
(両親の良いところが遺伝するわけではない、悪いところばかり遺伝する子供もいるはずだ)
その後、自転車屋へ持っていくのも面倒なので、状況を確認してみた。
後輪タイヤに6割ぐらい空気が入っている。
パンクしてないじゃないかとLINEで連絡すると、
タイヤの横がひび割れていて、空気を入れてもすぐ抜けると回答してきた。
空気入れは持ってないはずなのに、これだけ空気が残っているのは最後どこで入れたのだ?と思った。
片道10㎞以上の自転車通勤をしている。
タイヤのひび割れは、長くて、もうタイヤ交換時期だ。
4年前に自分のママチャリの前輪タイヤのひび割れが酷いので、IRCのタイヤ、チューブ、リムテープの
2本セット 2700円を買った。 IRCタイヤの耐摩耗86型
その2年前にどの自転車用か忘れたが、もっと耐摩耗性の高い85型を買ったが
自分はあまり乗らないので86型にしておいた。価格差もかなりある。
4年前は、前輪交換して、後輪のひび割れは10㎝程度だったし、ママチャリの後輪タイヤ交換は
とてもとても大変なので、やらなかったのため、タイヤ、チューブ、リムテープが1セット残っている。
夜20時、自転車を部屋に持ってきて、逆さまにしてタイヤ交換を始めた。
まず、スタンド、ディレーラーガード、泥除け支柱、荷台支柱などの
がハブ軸に入っている順番を記録するため、ハブ軸の両側の写真を撮る。
![](https://cycle-pedal.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_2242.jpg)
ボルトを外して、2つの支柱を軸から抜くが、抜いた後にずらしておかないと戻ってしまうし、
両側を抜かないとずらすことができない。荷台の支柱を広げるのにかなり力がいる。
ディレーラーガード、スタンドも外す。
ローラーブレーキのフレームへの固定ねじを外し、ブレーキワイヤーも外す。
ギヤからチェーンを外し、
ハブ軸を後方へ移動させるが、ハブ軸が長くてディレーラーに当たり抜けない。
ママチャリは自分にも家族にも内装ギヤしか買ったことなかったが、
息子は3年程前に自転車を盗まれた後、自分で外装6段のママチャリを買っていた。
数か月して警察から自転車が見つかったと連絡がきたが、受取りにいかなかった。
ディレーラー外さなくても何とか後輪を外すことができた。
リムテープ、チューブ、タイヤを交換して戻し始める。
やっぱり長いハブ軸がディレーラーに当たって、どうしても戻せない。
ディレーラーのねじを緩めただけなのにディレーラーが外れた。
車輪を戻すが、ディレーラーがどこにどうついていたかわからない。
フレームにねじ穴があるわけでなく、ディレーラーのボルトにはプレートが付いていて、
ボルトとプレートでフレームを挟んで締め付けるタイプだった。
最初、チェーンステーとシートステーが交わる箇所に取り付けて、
スタンドとか戻していくが位置が合わなくなる。
よくよく考えて、ディレーラーのボルトについていたプレートを
車軸が入るところに差し込んだ。これが正解のようだ。
外すとき横に外れたので、ここに差し込んであるとは思っていなかった。
全部戻したが、最後ブレーキインナーケーブル固定部品の穴にケーブルが入らない。
ケーブルの1,2本ほつれて穴に押し込もうとしたので、それが曲がって
たるんで穴に入らない。ほつれたのを束ねて穴に差し込むことを何度もトライして
ペンチで引っ張って通った。
かなり時間がかかったが元に戻した。
自転車を立てて、ギヤチェンジも問題ないので、外に持ち出して試し乗り。
ギヤが勝手に変わりそうになるのか 歯飛びするのか走っていると
ガクン、ガクンと頻発する。
再び、室内に持ち込み、ギヤチェンジするが
ときどきチェーンが浮いて隣に移動しそうになり戻ることもある。
チェーンチェッカーで確認するが、0.75%も入らないのでチェーンは伸びてない。
念のため、ディレーラーの H,Lのボルトを調整。
シフトワイヤーをダイヤル回して調整。
再度、外に持ち出すがガクンガクンする。
小さいトップギヤのときに事象が発生するようだ。
トップギヤの歯を見ると、他のギヤに比べて尖っている。
LINEでトップでガクンガクンしていなかったかと いつもどのギヤを使っていたか聞いた。
以前はトップを使っていたが、定期検査で自転車屋にトップを使うと壊れるから使うなと
言われてからは隣のギヤを使っていると回答あり。
壊れる理由はなにか聞いたら、 忘れたと
自転車屋で定期検査をしているのは知らなかった。自分は一度もやったことない。
保険の関係で定期検査が必要らしい。
なので、これで終了。
23:30までかかった。
ロードバイクやクロスバイクは簡単だが、 ママチャリの後輪の作業は大変すぎる。
その後、パンクしたというチューブに空気を入れて、水につけて空気漏れを確認したが
無い。
虫ゴムも特に問題なさそうに見える。
外すとき、気づかなかったが、バルブのねじが緩んでいたのか?
自分のママチャリの交換用タイヤがなくなった。
自分のママチャリの後輪はひび割れが既に発生してから
4年経ってもそれほどひび割れを大きくなっていなかったが、もう交換時期だ。
先日、渋谷にLIVE行く途中パンクすると嫌なので、その前に交換しようかと思ったが、
逆にトラブルが発生するといけないと思い交換しなかった。
もう交換しておいてほうがいいかと、また前に買った2本セットを購入履歴から検索して
クリックすると2700円だったのが、3100円になっていた。 4年も経っているので仕方ない。
IRCのホームページに行ったら、さらに耐摩耗の88型が出ていた。
アマゾンでみると1本2500円する。
電動アシスト用のタイヤもあることも分かった。
やっぱり安い86型を買うことにする。
4年前に交換した前輪タイヤはひび割れもなく摩耗もそれほどなく86型で十分と判断したからだ。
ただ、商品タイトルが以前はタイヤ、チューブ、リムテープ 2本セット と
書いてあったが、今度はそのようなことは書いてないし、
商品説明を見ても、チューブやリムテープもついているのか2本なのか1本なのか
どこにも書いてない。
商品写真もタイヤだけ1本写っている。
レビューには2本と書いてあるのもあったので、2本かもしれないが
1本だけ届く可能性も否定できないし、そうなっても2本とは書いてないと言われておしまいになる。
アマゾンに商品の内容や数がわからないので、商品説明が不十分だと入れておいた。
ちなみに商品タイトルが
以前は
「IRC WO 27X1-3/8 シティコンフォート 耐摩耗(86型) タイヤ&チューブ各2本セット」
だったが
現在は
「アイアールシー(IRC) 自転車用タイヤ シティーコンフォート 『耐摩耗』 タ・チ・リペア巻き WO」
ママチャリタイヤはほとんどが規格がWOらしいが、 HE規格も存在することを再確認した。
でも、タ・チ・リペア巻き がわからない。
ググってもわからない。
寝て翌日、自力で頭に浮かんだ。
タイヤ
チューブ
リムテープ
ペア巻き
だな
リ と ペア の間に中点もスペースもないので、 リペアだと思っていた。
タ・チペア巻き の商品もあった。
なんでも略せばいいってもんじゃない!
内装ギヤだと、後輪には車軸を前後移動する調整ネジが左右にあり、それでチェーンの張りを調整したり
してから車軸のボルトを締め付けていたが、
外装ギヤだと、車軸の移動は多分ボルトで締め付けるだけのようだ。
チェーンの張りはリアディレーラーのテンションプーリーに任せてているようだ。
左からIRC86型、85型、88型。右へいくほど耐摩耗性が高い(右端だけタイヤ1本)